シトロエン C4、EV仕様『e-C4』は航続350km…受注を欧州で開始

新型のパワートレインはEVと内燃エンジンの合計3種類

1回の充電での航続は最大350km

「MyCitroen」アプリを使用して充電をプログラム

シトロエン e-C4
シトロエン e-C4全 22 枚

シトロエンは9月9日、新型『C4』(Citroen C4)のEV、『e-C4』の受注を欧州で開始した。フランス本国でのベース価格は、政府による最大7000ユーロ(約88万円)の補助金を適用した場合で、2万8600ユーロ(約360万円)と発表されている。

写真:シトロエン e-C4

新型のパワートレインはEVと内燃エンジンの合計3種類

ガソリン、ディーゼル、EVと3種類の異なるパワートレインが用意される。100%電気、ガソリン、ディーゼルの3種類から、顧客はニーズに合わせて、最適なパワートレインを選択する。

新型C4のEVが、e-C4だ。e-C4は、プラグインハイブリッド車(PHV)の『C5エアクロスSUVハイブリッド』や超小型のシティコミューターEVの『アミ』に続いて、シトロエンの電動化戦略の一環として、2020年に発表された5番目の電動モデルになる。

1回の充電での航続は最大350km

e-C4のEVパワートレインのモーターは、最大出力136hp、最大トルク26.5kgmを発生する。スポーツモードでは、0~100 km/h加速9.7秒の性能を発揮する。最高速は150km/hでリミッターが作動する。シトロエン e-C4シトロエン e-C4

バッテリーは400Vの高電圧のリチウムイオンで、蓄電容量は50kWhだ。1回の充電での航続は、WLTPサイクルで最大350kmに到達する。e-C4は、エンジン搭載車の進入が制限されている欧州の電動車専用ゾーンに、アクセスすることができる。バッテリーには8年間、または走行16万kmの保証が付帯する。

e-C4には回生ブレーキが装備されており、ブレーキペダルを踏まなくても車両を減速させ、航続を拡大する機能がある。このシステムでは、ブレーキや減速時のエネルギーを、バッテリーに蓄えることができる。これより、ドライバーはバッテリーを充電しながら、航続を拡大できるという。

センターコンソールのモードセレクターによって、走行モードが切り替えられる。走行モードは、エコ、ノーマル、スポーツの3種類だ。モードに応じて、エアコンやEVパワートレインの特性が変化し、ドライバーはダイナミズム重視、エコ重視の走行が選択できる。

運転席と助手席の間には、シフトスイッチが配される。このスイッチはメタルのエレガントな仕上げで、R、N、Dの3つのポジションを切り替える。Pはパーキングモードで、Bはブレーキエネルギー回生モードだ。センターコンソールには、電動パーキングブレーキのスイッチがレイアウトされている。シトロエン e-C4シトロエン e-C4

「MyCitroen」アプリを使用して充電をプログラム

e-C4のバッテリーは、急速充電に対応している。欧州の公共充電ステーションでは、出力100kWの急速充電器が利用できる。1分あたり走行10km分のバッテリー容量が充電できる。バッテリー容量の8割なら、およそ30分で充電することが可能。シトロエンによると、セグメントの最速レベルという。

自宅などでは、購入またはリースした32Aのウォールボックスで充電できる。オプションの出力11kWの充電器を使用すると、単相ソケットなら7時間30分、三相ソケットなら5時間で充電することが可能だ。

また自宅などでは、16Aタイプのソケットで15時間、フランス国内標準のソケットなら、およそ24時間で充電することができる。

e-C4は、オフピーク時の電気料金で充電できる。車両のインフォテインメントスクリーンモニター、または「MyCitroen」アプリを使用して、充電をプログラムできる。充電ケーブルは、トランクの床下収納に搭載されている。充電フラップには、充電状況を色で表示する機能が付いており、MyCitroenアプリでも充電状況が確認できる、としている。シトロエン e-C4シトロエン e-C4

《森脇稔》

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