ハイエンドスピーカー新機軸。BEWITH リファレンスAM RSモデル登場

ハイエンドスピーカー新機軸。BEWITH リファレンスAM RSモデル登場
ハイエンドスピーカー新機軸。BEWITH リファレンスAM RSモデル登場全 14 枚

アルミ-マグネシウム振動板を用いたBEWITH(ビーウィズ)のReference AM(リファレンスエーエム)。クリアで情報量豊かなサウンドが人気のシリーズだ。

そんなリファレンスAMにRSモデルと16.5cmサブウーファーが登場。新磁気回路と新振動板を採用し新たな魅力を備えたスピーカーへと進化した。

リファレンスAMシリーズに
磁気回路を強化したRSモデルが登場

ビーウィズの中核モデルとして多くのユーザーから注目を集めているリファレンスAMシリーズ。アルミ-マグネシウム振動板の採用など、高音質を極める設計が隅々にまで行き渡るスピーカーシリーズだ。そんなリファレンスAMに新たにRSモデルが加わった。従来モデルはRモデルとして併売され、それぞれの音の方向性をセレクトできる幅が広がったのもユーザーには嬉しい設定。

RSモデルとして新たに加わったのは8.8cmミッドレンジ「L-88RS」と16.5cmウーファー「L-165RS」の2モデル。スピーカーシステムとしてはトゥイーターを加えた8.8 cmセパレート2ウェイシステムの「ReferenceAM Duo88S」、16.5cmセパレート2ウェイシステムの「ReferenceAM Duo165S」をラインアップ。さらには16.5cmウーファー、8.8 cmミッドレンジ、トゥイーターの3ウェイシステム「ReferenceAM Trio S」も用意され、多彩なシステムを構築できる新モデルとして要チェックだ。

S-ネオジムモーターの採用や
改良型AMダイヤフラムを搭載

ここからは新登場したリファレンスAMシリーズ・RSモデルの進化ポイントについて紹介していこう。RSモデル(「L-88RS」「L-165RS」の両モデルに共通の進化ポイント)の大きな特徴は「S-ネオジムモーター」と呼ばれる磁気回路と新たに配合を見直した「改良型AM(アルミ-マグネシウム)ダイヤフラム」の採用だ。

「S-ネオジムモーター」は最高グレードの高磁力・高密度のネオジムマグネットを採用。またナローギャップ化されたエッジワイズ巻のボイスコイルを備えることで強力な磁気回路を形成したのだ。そのためエネルギー感の向上や情報量のアップ、さらには低域特性の伸びなど、さまざまな面で魅力をアップしている。また「改良型AM(アルミ-マグネシウム)ダイヤフラム」は今回進化した磁気回路の強化に合わせて、アルミ-マグネシウムの配合比率の見直しや振動板形状や厚みなどを再設計している。

新設計を施したRSシリーズ、8.8cmミッドレンジの「L-88RS」は高い音圧と音の力感をさらに高めることに成功、緻密でダイナミックなサウンドを再現するモデルとなった。エネルギー感や情報量もアップし、RSモデルの中でもその完成度の高さが際立つユニットとなった。この口径としては驚異的なワイドレンジを誇り、2ウェイ/3ウェイシステム構築の中心的なユニットとなった。また16.5cmウーファーである「L-165RS」は従来モデルに対してロングストローク化を果たしてパワフルな低域再生を実現。低域側の再生限界をさらに拡大することでサブウーファーを使用しない2ウェイ/3ウェイシステムとして真価を発揮するワイドレンジタイプのウーファーとなった。

3Lと小容量ボックスに対応する
16.5cmサブウーファーにも注目

RSモデルの追加と共に、リファレンスAMシリーズに新たに加わった注目ユニットが16.5cmサブウーファーの「L-165RW」だ。リファレンスAMシリーズとしては待望のサブウーファーの登場で、システムの多様性が一段と高まった。

「L-165RW」の特徴は小容量密閉箱専用設計である点。推奨容量は3~10リットルであることから、取り付け性の高さは群を抜いている。振動板には密閉箱専用設計のAM(アルミ-マグネシウム)ダイヤフラムやS-ネオジムマグネットの採用により、16cmクラスの口径からは想像できないタイトで深くて厚みのある本格的な重低音を再生することができるモデルとした。

16.5cm口径であることからスペースを選ばず設置できるので、これまでサブウーファーの設置をあきらめていたユーザーにも朗報。リファレンスAMのスピーカー群とシステムすることで、ワイドな帯域を再生するスピーカーシステムが完結する。低音の厚みをさらに引き出したい場合にはステレオで利用するのも良いだろう。

リファレンスAMシリーズに新たに加わったRSモデル。2ウェイシステムをスタートに、8.8cmミッドレンジや16.5cmウーファーの単体ユニットの追加で3ウェイ化にも対応。さらにはサブウーファーを追加したシステムへの発展性も十分だ。ビーウィズの新しいスピーカーシリーズで愛車を高音質にグレードアップしよう。

《土田康弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  4. 日産『ルークス』新型、クールなカスタマイズモデル「AUTECH LINE」が登場! 専用の黒内装も
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る