ダイムラー、2四半期ぶりに黒字回復 2020年第3四半期暫定決算

ダイムラーのドイツ本社
ダイムラーのドイツ本社全 3 枚

ダイムラー(Daimler)は10月15日、2020年第3四半期(7~9月)の決算(暫定値)を発表した。

同社の発表によると、メルセデスベンツなどグループ全体の第3四半期のEBIT(利払い・税引き前利益)は、30億7100万ユーロ(約3790億円)。2四半期ぶりに、黒字回復を果たした。

ダイムラーの2020年第2四半期(4~6月)の最終損益は、19億0600万ユーロの赤字を計上していた。赤字となった要因は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による部分が大きい。2020年3~5月にかけて、工場での生産を一時的に停止したり、販売店が営業を一時休止したりした影響を受けた。

ダイムラーのハラルド・ウィルヘルム取締役は、「第3四半期の業績は非常に好調。メルセデスベンツの乗用車&商用車と、ダイムラーのトラック&バスの優れた製品のおかげで、販売を回復する機会が得られた」と述べた。

なお、ダイムラーは、第3四半期の業績を考慮すると、第4四半期(10~12月)の決算にも、プラスの効果が期待できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る