【アウディ e-tronスポーツバック まとめ】初のEVにブランドのヘリテージを…価格や航続距離、試乗記

アウディe-tronスポーツバック
アウディe-tronスポーツバック全 8 枚

アウディブランドでは日本市場初となる電気自動車(EV)『e-tron スポーツバック』は、クーペスタイルのミドルサイズSUVとして9月17日に発売。初のEVであるが、前輪、後輪に電動モーターを搭載する電動クワトロを装備するなどアウディらしさも忘れていない。

目次

  1. 日本市場に電気自動車を導入、価格は1327万円より
  2. 「今後の電動化時代の流れをリードする革新的なクルマ」
  3. EV販売戦略の要はとにかく試乗してもらうこと…日本法人社長
  4. EVをSUVから展開する戦略[詳細画像]
  5. BEVなのになんでグリルがあるの?…乗ってみた
  6. 【試乗】EVを見直すきっかけを作ってくれた…中村孝仁
  7. 【試乗】移動中の心地よさは『A8』に匹敵する…塩見智
  8. 【試乗】アウディとEVとの親和性の高さを実感…島崎七生人

日本市場に電気自動車を導入、価格は1327万円より

アウディジャパンは、アウディブランドとして日本初導入となる電気自動車(EV)『e-tronスポーツバック』を9月17日より全国の「e-tron正規ディーラー」を通じて発売する。

アウディは、2018年9月にSUVモデル『e-tron』を世界初公開して、電動化攻勢を開始。2025年までに、全世界の主要な市場において20モデル以上のEVを発売して、電動化モデルの販売台数を全体の約40%にすることを目指している。日本市場でのEV導入は、このe-tronスポーツバックから始まり、『e-tron SUV』がそれに続く。

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「今後の電動化時代の流れをリードする革新的なクルマ」

アウディジャパンは9月17日、ブランド初となる電気自動車(EV)『e-tronスポーツバック』(Audi e-tron Sportback)を発売した。クーペスタイルのミッドサイズSUVで、最大航続距離は405km。価格は1327万~1346万円。

e-tronスポーツバックは前輪、後輪それぞれを電動モーターで駆動する電動4WDシステムを採用している。アウディジャパンでプロダクト&リテールマーケティング部部長を務める村田龍平氏は同日のオンライン発表会で「車両の前後に誘導モーターを備え、そのアクスル間の床下に、高電圧バッテリーを敷き詰めた構造でとなっている。それによる前後50対50の理想的な重量配分がダイナミックな走行を実現している」と説明。

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  • アウディe-tronスポーツバック(欧州仕様)
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EV販売戦略の要はとにかく試乗してもらうこと…日本法人社長

アウディは17日、『e-tronスポーツバック』(Audi e-tron Sportback)の日本市場での販売を開始した。プレスイベントでアウディジャパン代表取締役社長のフィリップ・ノアック氏に話をきくことができた。なぜこのタイミングになったのか? 日本での販売戦略は?

e-tronスポーツバックは、アウディとしては「クワトロシステム」の初のピュアEVでもある。1980年に鮮烈なデビューを飾ったアウディ『クワトロ』は、乗用車としては画期的な4輪駆動システムを搭載し、WRCデビュー戦で圧倒的な速さをみせ、2戦目ですぐに優勝を飾り、その後の乗用車4WDの方向性を決定づけたといってもいいエポックメイキングな車両だ。

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フィリップ・ノアック社長フィリップ・ノアック社長

EVをSUVから展開する戦略[詳細画像]

9月17日より日本で販売が開始されたアウディの電気自動車(EV)『e-tronスポーツバック』。ブランドとして初めての国内導入となるEVは、クーペスタイルのミドルサイズSUVだ。

パリモーターショー2018でのワールドプレミアされた『e-tron』 から始まったアウディの電動化戦略は、15年後の2025年までに主要な市場において20モデル以上のEVを販売、販売台数の4割をプラグインハイブリッドを含む電動化モデルが占めることを目標に動いている。日本市場では、e-tronスポーツバックに始まり、e-tron(=SUV)が続く形となるようだ。

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BEVなのになんでグリルがあるの?…乗ってみた

アウディ『e-tronスポーツバック』が9月17日に日本国内で発売となった。アウディの100%バッテリー駆動のEVというだけでなく、電動パワートレイン対応のeクワトロ(AWDシステム)を搭載し、アウディの本流スポーツモデルであることも特徴だ。

アウディe-tronスポーツバックの国内販売を発表した日、関係者向けの発表・内覧会が行われた。発表会の模様はオンラインでも中継されたので視聴した人もいるのではないか。内覧会では、国内の担当者に話を聞く機会があった。また、短い距離だが会場周辺のテストドライブも体験できた。車両のスペックなどはすでに多くの記事がでていると思うので、実車を見て、乗ってみて気が付いたポイントを紹介したい。

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  • グリルのスリットは、内部で開閉し、必要に応じてバッテリー用ラジエターを冷却する
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【試乗】EVを見直すきっかけを作ってくれた…中村孝仁

車両重量2560kgである。だいたい重たい電池を腹の下に抱えるのだから、電気自動車はある程度車重があるのは致し方ない。

このバッテリーパックを含んだ腹下の重量は700kgもあるというから、日本の軽自動車より少し軽い重量が腹の下にあると考えると、その重心の低さは容易に想像できる。だから、全高は1615mmもあるのに、まるでスポーツカーのようなコーナリング性能を見せてくれる。そうした点では性格的にはジャガー『I-PACE』に似ている。

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アウディ e-tron スポーツバック 55クワトロアウディ e-tron スポーツバック 55クワトロ

【試乗】移動中の心地よさは『A8』に匹敵する…塩見智

EVを評価するうえでパワースペックは重要ではない

箱根の山道でアウディ『e-tronスポーツバック』に乗った。ここのところ市販EVが増え、そろそろEVのスムーズな挙動と高い静粛性というだけでは驚かなくなってきたが、e-tronにはそうしたEVの優位性に加え、動的にも静的にもアウディならではの質感の高さが感じられた。

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【試乗】アウディとEVとの親和性の高さを実感…島崎七生人

『e-tron』の名の初出は2009年9月のフランクフルトショー。『R8』風のボディに4つのモーターを載せた「電気のクワトロ」というべきショーモデルだった。

それから(日本市場では)11年、Qラインのスポーツバックの姿カタチで量産車として登場してきたのが、この『e-tronスポーツバック』である。

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  • アウディe-tronスポーツバック(55 quattro 1st edition)
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《滑川寛》

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