ブリヂストン、南アフリカのバイアスタイヤ専用工場の閉鎖決定

ブリヂストンは、グループ会社のブリヂストン サウスアフリカ(BSAF)が保有するポートエリザベス工場を2020年11月15日に閉鎖すると発表した。

ポートエリザベス工場は、1936年に操業を開始したバイアスタイヤ専用工場。農業機械用および建設・鉱山車両用バイアスタイヤを生産している。BSAFは同工場の閉鎖に向けて、2020年8月20日から労働組合をはじめとする関係者との協議を開始。これが合意に至ったことから、同工場の閉鎖を決定した。

ブリヂストングループは中長期事業戦略の実行に向けて、「コア事業」であるタイヤ・ゴム事業と、「成長事業」であるソリューション事業による、同社独自のビジネスモデル構築を進めている。タイヤ・ゴム事業では、生産拠点の最適化を含めた経費・コスト構造改革とともに、プレミアムビジネス戦略強化等を進めて「稼ぐ力の再構築」を図っている。
同社グループは低インチタイヤを生産する仏ベチューン工場閉鎖に向けた協議を開始しているほか、カート用タイヤ事業からの撤退を発表。本件もその取り組みの一環となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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