スズキ、インド・日本での販売回復で減収減益幅は縮小 2020年4-9月期決算

スズキ・エスプレッソ(インド仕様)
スズキ・エスプレッソ(インド仕様)全 2 枚

スズキは11月5日、2020年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大による4~6月期の減収減益幅は縮小した。

売上高は前年同期比27.6%減(第1四半期は53.1%減)の1兆2702億円、営業利益は同36.8%減(同97.9%減)の749億円、経常利益は同31.1%減(同80.0%減)の433億円、純利益は同31.5%減(同95.6%減)の250億円。4~6月期の減収減益を7~9月期のインド、日本での販売回復や経費削減努力等でカバーできなかったものの、減収・減益幅は大きく改善している。

四輪車事業は、4~6月期の減収減益を7~9月期のインド、日本での販売回復や経費削減努力等でカバーできず、売上高は同28.3%減の1兆1339億円。営業利益は同34.7%減の692億円となった。

二輪事業は、大型二輪の販売シーズンである4~6月期の落込み、さらにインド、アセアンなど小型二輪の販売減少の影響により、売上高は同29.6%減の891億円、営業損失36億円となった。

マリン事業他は、北米を中心に大型船外機の販売回復が進み、売上高は同0.6%減の472億円、営業利益は同13.7%減の93億円に留まった。

未定としていた通期業績予想については、売上高は前期比14.0%減の3兆円、営業利益は同25.6%減の1600億円、経常利益は同26.7%減の1800億円、純利益は同18.0%減の1100億円とした。なお、インドの四輪通期販売見通しについては、新型コロナウイルス感染症拡大のの状況を踏まえ、前期比80%と一定のリスクを織り込んだ上で算出している。

《纐纈敏也@DAYS》

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