誰もが自由に移動しやすい環境 「ユニバーサルMaaS」実証実験を予定

ユニバーサルMaaSのイメージ
ユニバーサルMaaSのイメージ全 4 枚

全日本空輸(ANA)と京浜急行電鉄、横須賀市、横浜国立大学は11月24日、移動困難者などに提供する移動サービス「ユニバ―サルMaaS(モビリティアズアサービス)」の実証実験を12月1日から2021年2月28日まで実施すると発表した。

実証では、ユニバーサルMaaSアプリとして開発した「ユニバーサルお出かけ」アプリを改良して、さまざまな理由から移動するのにためらいがある人を対象に、屋内外ナビゲーション機能や、自分に合った旅程の作成・保存・サポート手配機能を提供する。

ユーザーインターフェースやユーザー体験を強化し、安心・安全・確実な移動やサポート手配を重視、楽しく移動するために自分に合った移動を体験してもらうことを目指す。こうした社会実装に耐えられる品質のモバイルアプリを構築する。

12月1日開催の「WheeLog!街歩きイベント in 横須賀」を皮切りに、新しい「ユニバーサルお出かけアプリ」を体験できる場を横須賀市内で順次提供する。車いすユーザーをはじめ、さまざまな人にアプリを体験してもらいアプリの使用感や実際に利用した感想をもとに、機能を検証する。

今後、さまざまな特性を持つ人や、各サービス提供者による試用を重ね、新たな移動喚起につながる施策を推進し、最終的に「誰もが移動をあきらめない世界」の実現を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る