【Stay Home Books】今だからこそ知りたい、ハイブリッドシステム

初代トヨタ・プリウス(オートモビルカウンシル2017)
初代トヨタ・プリウス(オートモビルカウンシル2017)全 3 枚

『ハイブリッド車の技術とその仕組み』
多様化する新時代のシステム
著者:飯塚昭三
発行:グランプリ出版
定価:2000円+税
ISBN978-4-87687-379-1

トヨタ『プリウス』から始まったハイブリッド化の波は、世界のあらゆる自動車メーカーに及び、今や環境対応の主流となった。その最新動向と技術の全貌を多くの図版を用いて詳述する他に類書のないハイブリッド解説書が本書である。

ハイブリッドと一言でいっても、様々な方式が存在する。1モーター方式か2モーター方式か、動力分割方式はどうなっているか、48ボルトマイルドハイブリッドなど…。まさに各メーカーの持つ技術や用途に応じて、多岐に及んでいる。

本書では日本メーカーはもちろん、海外メーカーも含めたハイブリッドシステムの最新動向をそれぞれのメーカーごとに解説するとともに、モーター、インバーター、バッテリーなど主要構成部品と基本的原理についても分かりやすく述べられている。さらに最終章ではモータースポーツにおけるハイブリッドの動向も詳述されており、今後のモータースポーツ界におけるハイブリッドの活躍も知ることが出来る。

ハイブリッド車の技術とその仕組みハイブリッド車の技術とその仕組みなお本書は、2014年刊行の同書を大幅に加筆した増補二訂版である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  2. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  3. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  6. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  7. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  8. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  9. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  10. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る