ダイハツ タフト クロスフィールドVer.「このクルマでないと出会えない景色を」…東京オートサロン2021[インタビュー]

ダイハツ・タフトクロスフィールドVer.
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ダイハツは東京オートサロン2021バーチャルオートサロンにコンセプトモデル、『タフト・クロスフィールドVer.』を出展する。そのコンセプトなどについて関係者に話を聞いた。

クルマで広がる行動範囲、見つけるとっておきの場所

----:残念ながらリアルでの東京オートサロン2021は開催中止となってしまいましたが、実際にバーチャルオートサロン2021に出展するためのコンセプトモデルを5台作成されましたね。そのうちの1台、タフトクロスフィールドVer.について、そして今回のショー全体のコンセプトから教えてください。

ダイハツコーポレート本部先行企画グループ主任の工藤真輔さん:全体のコンセプトは、ダイハツヴィレッジ カラフルカーニバル~新しい楽しみ方、見つけちゃおう~というものです。そこに込めた思いですが、全員が求める新しい楽しみ方は存在しないと思うのです。その一方、人それぞれ、個々人での楽しみ方はありますし、その中で経験してはいないものの、ちょっと足を踏み出せばその新しいことにチャレンジ出来ることがあるでしょう。そういうちょっとしたことに踏み出して、新しい楽しみ方を見つけられるアシスト、きっかけにこのクルマたちがなってくれればいいなと。

特にこのタフトでは、“クルマで広がる行動範囲、見つけるとっておきの場所”をキャッチコピーに、いま免許を持っていない人が増えていますが、コロナ禍の影響で免許センターは混んでいるという話も聞きます。そこで、若い人たちもクルマに親しんでもらえるきっかけとして、ぜひこのようなアクティブなクルマに乗って、単に幹線道路を走るだけではなく、少し悪い道も走ってもらい、そういうところでないと出会えない景色やスポット、匂いを感じてもらいたい。そういう発見をして、その思い出作りをこのクルマでしてもらえたら嬉しいという思いです。

冒険が出来るような世界観を

----:では、実際のクルマの特徴について教えてください。

ダイハツデザイン部第一デザイン室先行開発スタジオ主任の米山知良さん(以下敬称略):タフトの持つ非日常のイメージをより強調したというのが大きな特徴です。タフトのイメージはアウトドアを思いっきり楽しむというものなので、グラスルーフが装備されるなどの特徴を持っています。そこを踏まえ、このクルマで自分だけの場所を見つけに行くようなイメージですね。ライフスタイルとしてもっとこんなことが出来たら楽しい生活が出来る、そういうことをより強調したのがこのタフトクロスフィールドVer.です。

具体的には、フロントバンパーとリアバンパーを新たに作成し、タイヤと車高調キットによりおよそ10cm車高を上げています。

フロントバンパーは、クロカンイメージを強調するために、グリルガードや電動ウインチ、牽引フックなどを取り付けました。またフロントタイヤ前を切り欠いてデパーチャーアングルを稼ぐような演出もしています。サイドのデカールは特注で、光を当てると魚や昆虫が浮き出て来ます。タイヤは175/80 16インチで横浜ゴムのRVタイヤ『GEOLANDAR』に、RAYSの『TEAM DAYTONA』を履かせ、ワイルドさを強調しました。

リア周りではガーニッシュとバンパーはオリジナルで作りました。タフトはクロカン車ではないので、スペアタイヤなどのスペースが荷室にあります。それを全部廃して、マフラーも作成してワイルドさを演出しています。

----:かなりオリジナルのタフトからワイルドさを強めていますね。

米山:はい、相当強めています。確かに過度な演出ではありますが、冒険が出来るような世界観を持ってもらえたらという思いなのです。

----:このクルマの一番のこだわりは何でしょう。

米山:思い切って楽しんだというところでしょうか。普通であればここまではやめとこうと思います。フロントのグリルガードなどもボディから出てしまいますので、ここまでやったらやり過ぎだろうということを、今回はあえてやりました。このようにしたら面白いんじゃないか、というところまでやり切ったというところが特徴だと思います。

《内田俊一》

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