JR東日本は1月28日、モバイルSuica対応のウェアラブルデバイス(スマートウォッチ)にフィットビット社製の『Fitbit Charge 4』が加わったと発表した。
モバイルSuica対応のウェアラブルデバイスは、アップル社製のスマートウォッチ『Apple Watch』、ガーミン社製のスマートウォッチ、ソニー製のスマートウォッチ『wena3』に続くもので、『Fitbit Charge 4』でのサービス提供は3月上旬から開始される。
ただし、現在発売されている『Fitbit Charge 4』は非対応のため、利用には新たに発売されるモバイルSuica対応版の『Fitbit Charge 4』が必要。その発売日は後日発表される。
モバイルSuicaの大半の機能を使えるものの、機種変更に伴なう残高引継ぎやSuicaグリーン券の購入、東海道・山陽新幹線の「エクスプレス予約」などには対応しない。iOSとAndroid OS両対応だが、クレジットカードによるチャージは、Android OSのGoogle Payでの利用となる。
『Fitbit Charge 4』は『Apple Watch』などと同様に、アクティビティに主眼を置いた健康志向のスマートウォッチで、『Apple Watch』の廉価版であるSEよりも1万円程度安価で、バッテリーが1週間程度持続することなどが大きな特徴となっている。
1万円台のスマートウォッチがモバイルSuicaに対応することで、今後のウェアラブルデバイス市場やキャッシュレス態勢がさらに活性化することが期待される。