ドゥカティのベストセラーモデル、『スクランブラー』に2021年型…欧州発売

ユーロ5に適合した「デスモドロミック」エンジン

ダークな色合いの「ナイトシフト」を新設定

全モデルに「ドゥカティ・マルチメディア・システム」搭載

ドゥカティ・スクランブラー 1100 ダークプロ(2021年モデル)
ドゥカティ・スクランブラー 1100 ダークプロ(2021年モデル)全 15 枚

ドゥカティは2月1日、『スクランブラー』(Ducati Scrambler)の2021年モデルを欧州市場で発売した。

写真:ドゥカティ・スクランブラー の2021年モデル

ドゥカティのスクランブラーは1962年、最初のモデルが誕生し、販売面で世界的な成功を収めてきた。2020年は、全世界で9265台を販売し、ドゥカティのベストセラーモーターサイクルとなった。このスクランブラーに、2021年モデルが登場している。

ユーロ5に適合した「デスモドロミック」エンジン

スクランブラーの2021年モデルは、排出ガス中の有害物質を規制するユーロ5基準に準拠するようになった。排気量803ccのL型2気筒「デスモドロミック」ガソリンエンジンは、73hp/8250rpmの最大出力と、6.75kgm/5750rpmの最大トルクを獲得した。ステンレス製エグゾーストシステムを装備している。

また、新しくなったサスペンションセットアップ、新デザインのアルミ製ハンドルバーを採用した。ライダー、パッセンジャーともに、さらなる快適性を追求している。

スクランブラーの2021年モデルは、シフトポジション・インジケーターと燃料計、新デザインのハンドルバー・スイッチギア、油圧式クラッチと調節式レバーを新たに採用した。デュアルチャンネルのボッシュ製コーナーリングABSを標準装備している。

ダークな色合いの「ナイトシフト」を新設定

ドゥカティスクランブラーの2021年モデルには、「ナイトシフト」が新設定された。ナイトシフトは、大都市の世界に触発された大胆なキャラクターを備えたバイクだ。クラシックなラインと夜の雰囲気を呼び起こすナイトシフトは、アイコニックなスタイル、洗練されたラインとディテールにこだわったという。ダークカラーとして、新色の「アビエーターグレイ」が用意される。

ナイトシフトは、『1100 Sport Pro』から受け継いだ幅広いハンドルバー、カフェレーサースタイルのリアビューミラーを装備した。LEDターンインジケーターとガラス製レンズ付きのヘッドライトも装備されており、洗練されたディテールを強調している。

ナイトシフトには、フルスロットルスタイルのリアマッドガードが装備されない。そのため、バイクはよりアグレッシブな雰囲気となり、視覚的にコンパクトに見える。また、フラットトラックからインスパイアされたサイドゼッケンプレートを採用する。クラシカルな「Scrambler Ducati」のロゴも配されている。

ナイトシフトには、ライダーとパッセンジャーの快適性を高める新設計のフラットシートが装備されている。このフラットシートは、カフェレーサースタイルだ。また、ナイトシフトには、スポークホイールを装着した。タイヤは、アスファルトとダートの両方での使用に適したピレリ製「MT60」タイヤを組み合わせている。

全モデルに「ドゥカティ・マルチメディア・システム」搭載

また、スクランブラーの2021年モデルには、「デザートスレッド」が設定される。デザートスレッドは、1980年代のエンデューロバイクへのオマージュという。

デザートスレッドには、燃料タンクとマッドガード、ゴールドリムの赤と白のディテールが強化された新色の「スパークリングブルー」を採用した。これにより、イメージチェンジが図られた。シートには、新しい滑り止めライニングを装備する。サスペンションのストローク量は200mmとした。ヘッドライトメッシュガードを標準装備し、オフロード性を強調している。

2021年モデルには、黒いフレームと黒いシートを備えたクラシックな「62イエロー」と並んで、「ドゥカティレッド」カラーもラインナップされている。交換可能なアルミ製サイドパネルや機械加工が施されたアルミ製ベルトカバー、新デザインのサイレンサーカバーを採用している。

また、2021年型の全モデルに、「ドゥカティ・マルチメディア・システム(DMS)」を搭載した。これは、モーターサイクルとスマートフォン、ヘルメットイヤピースとの接続を可能にするインフォテインメントシステム、としている。

《森脇稔》

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