ルノー キャプチャー に2021年型、「R.S.ライン」を初設定…欧州発表

R.S.ラインは「ルノースポール」にインスパイア

EVモード最大65kmのPHVを設定

ハイブリッドは遅れて設定される予定

ルノー・キャプチャー R.S.ライン
ルノー・キャプチャー R.S.ライン全 19 枚

ルノーは2月12日、欧州向け『キャプチャー』(Renault Captur)の2021年モデルを発表した。キャプチャー初の「R.S.ライン」が設定されている。

写真:ルノー・キャプチャー R.S.ライン

R.S.ラインは「ルノースポール」にインスパイア

R.S.ラインは、『メガーヌ』や『クリオ』(日本名:『ルーテシア』に相当)に用意されており、「ルノースポール」にインスパイアされた新しい外装デザインを採用する。欧州向けのキャプチャーに、R.S.ラインが設定されるのは、今回が初めてとなる。

R.S.ラインの内外装は、より個性的で活気のあるデザインを追求した。多くの顧客のニーズを満たすスポーティなエクステリアが特長になる。ルノーによると、R.S(ルノースポール)モデルと共通イメージを持たせているという。

エクステリアには、F1ブレードとハニカムグリルを備えた専用フロントバンパー、グレーのリアエアディフューザー、オーバーティントウィンドウ、ダブルクロームカニューレ、18インチの「ルカステレ」アルミホイールが 採用される。リアゲートには、R.S.ラインのエンブレムが添えられている。

インテリアには、赤とグレーのステッチが施された穴あきレザーステアリングホイールを装備した。アルミ製のドアシルは、ルノースポールの伝統を表している。エアベントとダッシュボードは、カーボン仕上げの赤いラインで装飾された。10インチモニターが付くデジタルダッシュボード、リアビューカメラ付きの前後パーキングエイド、誘導充電器などが標準装備されている。ブラック仕上げのルーフライナーやアルミ製ペダル、カーボンルックパネルも装備された。

EVモード最大65kmのPHVを設定

キャプチャーの2021年モデルのR.S.ラインには、パワートレインにプラグインハイブリッド車(PHV)が用意される。ルノーグループが新開発した電動化技術、「E-TECH」搭載車を設定している。

E-TECHは、ルノーのエンジニアリングによって開発され、多くの特許を取得しており、ルノー日産三菱アライアンスで、構造部品を共用する。キャプチャーのE-TECHには、PHVとハイブリッドがある。

PHVの場合、システムは新世代の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン2つの電気モーター、マルチモードギアボックス、蓄電容量9.8kWhの400Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせる。PHVシステム全体で、158psのパワーを引き出す。

ルノーのE-TECHは、クラス最高レベルのレスポンス、優れた燃費、減速時の素早いバッテリー充電などにより、最大限の効率を追求する。発進時は、モーターで始動。ブレーキペダルを操作せず、アクセルペダルだけで加減速できる強力な回生ブレーキを採用する。

EVモードでは、最大65km(WLTP計測)のゼロエミッション走行が可能だ。EVモードの最高速は135km/hとした。動力性能は、0~100km/h加速が10.1秒、最高速が173km/hだ。

ハイブリッドは遅れて設定される予定

E-TECHのハイブリッドは、遅れて設定される予定だ。このE-TECHシステムは、新世代の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンに2つの電気モーター、マルチモードギアボックス、蓄電容量1.2kWhの230Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせる。1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大出力140psを発生する。

E-TECHのハイブリッドパワートレインでは、市街地走行において、エンジン搭載車に比べて、燃費を最大40%向上させるという。ドライバーはマルチセンスの設定を切り替えて、走行モードを選択できる。日常走行向けの「マイセンス」、低燃費志向の「エコ」、エンジンのパワーを重視した「スポーツ」の3種類が用意されている。

《森脇稔》

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