シボレー ボルト EV 新型、航続は最大416km…米国発表

リチウムイオンバッテリーは蓄電容量を大容量化

最新の先進運転支援システム

10.2インチのインフォテインメントスクリーン

シボレー・ボルト EV 新型
シボレー・ボルト EV 新型全 16 枚

GMのシボレーブランドは2月14日、新型『ボルトEV』(Chevrolet Bolt EV)を米国からワールドプレミアした。

写真:シボレー・ボルト EV 新型

従来型ボルトEVは、シボレーブランドの小型の5ドアハッチバックEVだ。シボレーは、プラグインハイブリッド車(PHV)の『ボルト』もラインナップしており、ボルトEVの投入で、電動モデルのラインナップを強化した。

従来型ボルトEVは、高性能なモーターを1個搭載する。最大出力は200hp、最大トルクは36.8kgmを引き出す。強力なモーターは、0~96km/h加速7秒以下の性能を発揮する。バッテリーは、蓄電容量60kWhのリチウムイオンバッテリーだ。1回の充電での航続は最大383km。急速チャージャーを使えば、145km程度の走行に必要なバッテリー容量を、およそ30分で充電できる。

リチウムイオンバッテリーは蓄電容量を大容量化

電動パワートレインは、モーターが最大出力200hp、最大トルク36.8kgmと従来型と共通だ。ほぼ瞬時にトルクを発揮するシングルモータードライブユニットになるという。

一方、リチウムイオンバッテリーは、蓄電容量を従来型の60kWhから、新型では65kWhに大容量化した。これにより、新型ボルトEVの場合、フル充電で最大416kmの航続が、米EPA(環境保護局)から認定される見込みという。

バッテリーシステムは、冷却剤を使用してバッテリーを理想的な動作温度に維持するアクティブ熱管理システムを備えている。このテクノロジーによって、新車登録から8年間/走行16万kmのバッテリーシステム保証を可能にしているという。

バッテリーの充電に関しては、DC急速チャージ機能を標準装備した。これにより、新型ボルトEVは160kmの航続に必要なバッテリー容量を、約30分で充電することができる。

最新の先進運転支援システム

エクステリアは、より直立したフロントフェイシアと、新デザインのヘッドライト&テールランプが特長だ。フロントには、「ハイアイ」と呼ばれるデイタイムランニングライトが組み込まれる。

最新の先進運転支援システム(ADAS)として、「Chevy Safety Assist」を標準装備した。自動ブレーキ、前方衝突警告、車線逸脱警告付きレーンキープアシスト、「インテリビーム」、フロント歩行者ブレーキなどが導入されている。

オプションとして、リアクロストラフィックアラート、HDサラウンドビジョン、アダプティブクルーズコントロールが選択できる。HDリアビジョンカメラは、標準装備されている。

10.2インチのインフォテインメントスクリーン

インテリアは、メーターパネル、車両コントロールシステム、シートなどを新設計した。10.2インチのインフォテインメント4色タッチスクリーンと、直感的な操作を可能にするエアコンシステムが装備される。インフォテインメント画面は、8インチのカスタマイズ可能なカラーゲージクラスターが選択可能で、リアルタイムディスプレイが付く。

トグルとプッシュボタンによって操作する電動シフトによって、インテリアスペースを拡大した。回生ブレーキを強めに保つワンペダルドライブボタンも配置される。パドルと黒いシボレーの「ボウタイ」エンブレムが付くスポーティなフラットボトムステアリングホイールを装備した。新設計されたシートには、幾何学パターンとカラーステッチが入る。

オプションでワイヤレスのApple「CarPlay」と、グーグル「Android Auto」が選択できる。車内を4G LTEのWi-Fiホットスポットにすることもできる。新開発の車載アプリを使用すると、ユーザーはアマゾンの音声アシスト「Alexa」、音楽配信の「Spotify」、天気予報サービスの「The Weather Channel」などを、インフォテインメントシステムにインストールできる。Alexaを利用すると、ドライバーは走行中でも、音声コマンドで各種操作が行える。Alexaは、音楽を再生したり、走行ルートを調べたり、電話をかけたり、オーディオを聴いたり、スマートホームを制御したりすることができる。

《森脇稔》

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