ポルシェの営業利益7.7%増、日本の新車販売が過去最高 2020年通期決算

ポルシェの2020年通期決算発表
ポルシェの2020年通期決算発表全 6 枚

ポルシェ(Porsche)は3月20日、2020年通期(1~12月)の決算を発表した。

写真:ポルシェの主要モデル

同社の発表によると、売上高は過去最高の287億ユーロ(約3兆7353億円)。前年の285億ユーロに対して、0.7%増とプラスを維持した。

また、2020年通期の営業利益は、42億ユーロ(約5466億円)。前年の39億ユーロ(特別損益後)に対して、7.7%増えている。一方、営業利益率は、前年の15.4%から14.6%へ後退した。

2020年の世界新車販売台数は27万2162台。前年比は3%減と、10年ぶりに前年実績を下回った。単一国の最量販市場は、引き続き米国を上回った中国だ。中国では2020年、前年比3%増の8万8968台とプラスを維持した。中国を含めたアジア太平洋、アフリカ、中東は、合計で4%増の12万1641台を売り上げる。

また、欧州は前年比9%減の8万0892台と、2年ぶりに前年実績を割り込んだ。このうち、地元ドイツは2万6152台で、前年比は17%減と2年ぶりに前年実績を下回った。米国は、7%減の5万7294台と、マイナスに転じている。

日本は2020年、過去最高の7284台を販売した。前年比は1.3%増と、11年連続で増加した。日本国内において、11年連続で新規登録台数が増加したブランドは、ポルシェが唯一という。2019年7月にフルモデルチェンジした『911』を中心に、2ドアスポーツカーが好調。2019年4月から、クーペバージョンの予約受注を開始したSUVの『カイエン』も貢献した。

2020年の世界販売の車種別実績では、カイエンが前年比1%増の9万2860台とプラスを維持した。『718』シリーズも、6%増の2万1784台と好調。911シリーズは、3万4328台を売り上げた。EVスポーツカーの『タイカン』は、2万0015台を販売している。

《森脇稔》

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