進化する「道の駅」誕生から30年---観光スポット、防災拠点、宿泊施設も[新聞ウォッチ]

フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上
フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上全 5 枚

全国各地の街道沿いなどにある「道の駅」が誕生してから、今年で30年を迎えるという。ドライブ中のトイレ休憩や特産品の販売、飲食などの施設として立ち寄る機会も多いが、1991年に山口県で実験的に始まってからその数は国内に1180か所にも拡大しているそうだ。

きょうの読売が経済面で「道の駅30年多機能化」とのタイトルで詳しく取り上げている。

例えば、興味深いのは積水ハウスと米ホテル大手マリオット・インターナショナルが、道の駅を拠点に近場で観光や買い物を楽しんでもらおうと、京都の京丹波など11か所で宿泊に特化したホテルを展開しているほか、観光案内、防災拠点などの多機能化が進んでいるとも伝えている。

さらに、記事では、ホンダの関連会社が運営する「ツインリンクもてぎ」に近い、真岡鉄道のSLが走る姿も見られる道の駅「もてぎ」(栃木県茂木町)では、休日になると家族連れでにぎわい、道の駅の名産品を競う「道-1グランプリ」で3連覇した「ゆず塩ら~めん」を目当てにした行列もできるほどなどと紹介。「ドライバーの休憩場所」から施設自体が観光地になっている場所も少なくなく、地域活性化の「観光情報の発信拠点」としての役割も高まっているようだ。道の駅もてぎ『もてぎのゆず塩らーめん』道の駅もてぎ『もてぎのゆず塩らーめん』

2021年3月23日付

●緊急事態解除、空の旅PCR付き、航空各社感染防止(読売・2面)

●道の駅30年多機能化(読売・10面)

●リニア「対策で水量に影響抑制」国の識者会議、静岡工区で報告素案(読売・11面)

●ルネサス火災半導体供給に暗雲、自動車減産長期化も(朝日・7面)

●逃亡助けた親子起訴、ゴーン前会長家族も関与か(毎日・23面)

●観光業集客策見直し、五輪海外客断念、戸惑いも(産経・11面)

●脱炭素30年目標策定、削減幅拡大、首相、米に説明へ(日経・1面)

●ANA国内予約2倍、東京ディズニー入園1日2万人に(日経・3面)

●テスラ、EV用ニッケル確保、電池内製へ長期調達(日経・15面)

《福田俊之》

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