【SUPER GT】富士公式テスト2日目…23号車GT-Rが最速、開幕戦は3メーカー接戦か

2021SUPER GT公式テスト富士2日目
2021SUPER GT公式テスト富士2日目全 9 枚

富士スピードウェイで開催されたSUPER GT公式テスト富士。3月28日に行われた2日目のセッションはNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がトップタイムを記録した。

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当初の予報通り、朝から雨模様となった富士スピードウェイだが、雨量がそこまで多くなかったと言うこともあり、セッション後半はドライコンディションとなり、ここではNo.16 RedBull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)が1分28秒834で最速タイムを記録した。

午後のセッションは雨予報のため、予定よりセッション時間が1時間短くなった。時より雨がパラつく場面もあったが、ここでもセッション後半はドライコンディションとなり、シーズン開幕に向けて各マシンが少しでも有益なデータを得ようと積極的な走り込みを行った。

その中でトップタイムを記録したのは、23号車の日産『GT-R』。午前の16号車を上回る1分28秒397を記録し、この日の総合トップとなった。2番手には16号車、3番手にはNo.64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)と、ダンロップタイヤ勢が上位につけた。

一方、GT300クラスはNo.56 リアライズ日産自動車GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が2日目も総合でクラストップタイムをマーク。2番手にNo.96 K-tunes RC F GT3(新田守男/平良響)、3番手にはNo.52 埼玉トヨペットGB GR Supra(吉田広樹/川合考汰)がつけた。

これでシーズン開幕前の公式テストは全日程が終了。開幕戦が岡山国際サーキットで4月10日、11日に行われる。GT500クラスは、トヨタ勢、日産勢が富士のテストで速さをみせたが、昨年チャンピオンのホンダ勢も安定した速さを見せており、開幕戦は3メーカーが入り乱れる接戦が予想されている。

またGT300クラスも、各チームともテストで着々と準備を進めていただけに、開幕戦は激戦になることは間違いなさそうだ。

《吉田 知弘》

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