災害時には軍用車両が活躍する可能性も…ジャパンキャンピングカーショー2021

ホワイトハウスオートモービル(ジャパンキャンピングカーショー2021)
ホワイトハウスオートモービル(ジャパンキャンピングカーショー2021)全 6 枚

株式会社ホワイトハウスオートモービル(株式会社ホワイトハウス・グループ)は、アメリカのポラリス・インダストリーズ社のオフロードビークル『MRZR4』を展示。

【画像全6枚】

MRZR4は、大型特殊自動車としてナンバーを取得し、公道を走行できるモデルとなっている。アスファルト、泥濘(でいねい)地、河川、岩場など、あらゆる悪路を走破できるため、大型車両や一般車両では通行できないような場所へも、迅速にたどり着くことが可能。この機動力を生かし、災害の最前線で活躍する車両として販売されている。エンジンは、2気筒4ストローク DOHCガソリンエンジンで、排気量は875cc。重量は900kg、最大積載量は200kgとなっている。価格は1210万円(税込)。公道を走行する際には、大型特殊自動車免許が必要となる。

この車両について、今後どのような展開を考えているのか、広報・マーケティング部部長谷川伸一氏にお話をうかがった。

「ポラリス・インダストリーズ社の『レンジャー』は、東京消防庁即応対処部隊に配備され、既に運用されている。災害発生時に現場の情報収集をするため、出動の際にはドローンを積載し、一般車両では侵入困難な現場へ先行する。そしてこの展示車両であるMRZR4は、防衛省にアプローチしているところだ」

「なぜ防衛省かと言うと、車両サイズ的にはCV-22オスプレイ等の輸送機に搭載できるので、車両に落下傘をつけて、災害現場に投下することも可能だから。日本では悪い話が先行してしまったオスプレイだが、垂直離着陸ができるといった特性をいかせば、災害時に道路が寸断されて孤立してしまったエリアなどに離発着できる。日本の山間部などでは災害時にとても役立つ輸送機になるはずだ」

「そういったお話を防衛省でさせていただいたときに、採用するためにはナンバーを取得していないと採用できないと言われたため、1年をかけてナンバー登録を可能にしたといういきさつがある」とのお話だった。今後、防衛省が管轄する自衛隊への配備が実現する日も近いかもしれない。

《関口敬文》

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