フォルクスワーゲングループ（Volkswagen Group）は5月6日、2021年第1四半期（1～3月）の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は243万1875台。前年同期比は21.2％増と、3年ぶりに前年実績を上回った。
2021年第1四半期の市場別販売は、最大市場の中国が98万9590台。前年同期比は61.5％増とプラスに転じた。中国を含めたアジア太平洋地域でも、57.5％増の106万2513台と回復を果たす。
また、北米は第1四半期、前年同期比16.2％増の21万8557台と、3年ぶりに増加した。このうち米国は、前年同期比26.9％増の16万4713台と、2年ぶりに前年実績を上回った。
一方、欧州は、前年同期比1.4％減の96万8814台と減少傾向にある。このうち、地元ドイツも10.7％減の24万7334台と、2年連続で前年実績を下回った。
フォルクスワーゲン・パサート改良新型フォルクスワーゲングループの2020年の世界新車販売台数は、930万5400台。2015年以来、5年ぶりに前年実績を下回っている。