日産車体、営業益9割減----受注台数やモデルミックス悪化 2021年3月期決算

日産 NV200バネット
日産 NV200バネット全 2 枚

日産車体は5月14日、2021年3月期(2020年4月~2021年3月)の連結決算を発表。売上台数減少などにより、営業利益は前期比94.8%減の4億8300万円と大幅に悪化した。

2021年3月期会計年度は、日産自動車から受注している自動車は緩やかな生産回復基調にあるものの、年度前半での大幅な減産が響き、売上台数は同26.3%減の13万4410台。これに伴い、売上高も同27.3%減の3628億6900万円となった。

営業利益は売上台数、モデルミックスの悪化による粗利益の大幅な減少などにより、同94.8%減の4億8300万円、経常利益は同79.9%減の19億7300万円となった。純利益については、固定資産の減損損失の計上などによって特別損失増加したことなどで、同67.1%減の19億1700万円となった。

今期の業績見通しについては、売上高は前期比13.7%増の4126億4000万円、営業利益は78億円、経常利益は同328.1%増の84億5000万円、純利益は同174.2%増の52億6000万円を見込む。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. 「存在感ハンパない」DSの新型フラッグシップ『N°8』が「唯一無二な印象」など話題に
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る