日産の中型SUV『パスファインダー』新型、生産開始 北米で今夏発売

初代へのオマージュを取り入れたエクステリア

3.5リットルV6に新開発の9速AT

12.3インチのデジタルディスプレイ

パスファインダー初の「ProPILOT Assist」

日産 パスファインダー 新型
日産 パスファインダー 新型全 19 枚

日産自動車の米国部門は5月13日、新型『パスファインダー』(Nissan Pathfinder)の生産を、テネシー州スマーナ工場で開始した、と発表した。今夏、北米市場で発売される予定だ。

写真:日産 パスファインダー 新型

初代パスファインダーは、1986年にデビューした。『テラノ』の北米・中東向け仕様が、パスファインダーを名乗った。新型は5世代目モデルで、米国市場ではミドルクラスのSUVに属する。

日産は2020年5月、2023年度までの4か年計画を発表した。この4か年計画において、今後18か月で12の新型車を投入することを公表している。新型パスファインダーは、この新型車のひとつになる。

初代へのオマージュを取り入れたエクステリア

新型パスファインダーは、力強いフロントマスクを採用した。厚みあるブリスターフェンダーや、短くなったフロントオーバーハングも、力強さを追求するデザインだ。日産 パスファインダー 新型日産 パスファインダー 新型

初代のオマージュとして、スリースロットグリルと組み合わされたVモーショングリルを装備した。C字型のヘッドライトや流れるようなルーフラインなどには、ひと目で日産車とわかるデザインを取り入れているという。

Cピラーには、パスファインダー初となるツートンカラーを採用した。リア部分は、初代を彷彿とさせるスクエア形状のデザインとしている。

3.5リットルV6に新開発の9速AT

パワートレインには、直噴3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力は284ps、最大トルクは35.8kgmを発生する。新開発の9速ATを組み合わせた。

4WDモデルには、7種類のモードを選択できるドライブ&テレインモードセレクターを備えた新型インテリジェント4WDを搭載する。ダイレクトカップリング式の4WDシステムは、油圧でクラッチを制御することによりパワーを伝達し、トラクションが低いシーンでも4輪の駆動力をしっかりと路面に伝える、と自負する。

走行モードは、ノーマル、スポーツ、エコ、スノー、サンド、マッド/ラット、トーイングから選択できる。モードを切り替えると、ポップアップ通知でメーターに表示される。日産 パスファインダー 新型日産 パスファインダー 新型

12.3インチのデジタルディスプレイ

インテリアには、12.3インチのデジタルディスプレイを新たに採用した。デジタルディスプレイはさまざまな情報を表示することで、ドライバーの運転を支援する。10.8インチサイズのヘッドアップディスプレイも備えている。

インターロッキングデザインのサイドベントとドアフィニッシャーを装備した。電動シフターの採用により、ブリッジ形状のセンターコンソールが可能となり、その下部に収納スペースを設けている。

標準モデルは、乗車定員を8名とした。パスファインダーとして初めて、2列目にキャプテンシートを採用した7名乗りグレードも設定する。脱着可能なセンターコンソールは、工具なしでの取り外しを可能にした。日産 パスファインダー 新型日産 パスファインダー 新型

パスファインダー初の「ProPILOT Assist」

上位グレードには、パスファインダー初となる「ProPILOT Assist」を搭載する。ステアリング制御とインテリジェントクルーズコントロールを組み合わせることにより、高速道路において巡行時から渋滞時まで、アクセル、ブレーキ、ステアリングを統合制御して、運転をサポートする。

最上位グレードには、「ProPILOT Assist with Navi-link」を装備した。ナビゲーションの地図情報を活用して、前方のカーブや分岐合流点に合わせて車速を調整するとともに、高速道路の出口での減速も支援する。

全グレードに、「日産セーフティシールド360」を標準装備した。歩行者検知機能を備えたインテリジェント・エマージェンシーブレーキ、ブラインドスポットワーニング、リアクロストラフィックワーニング、レーンデパーチャーワーニング、ハイビームアシストなどから構成される。さらに、インテリジェント前方衝突予測警告、インテリジェントドライバーアラート、リアドアアラートも標準装備した。ブラインドスポットインターベンション、インテリジェントレーンインターベンション、トラフィックサインレコグニションもオプションで選択できる。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ここまで変わる? ホンダ『アコード』次期型の新デザインを予想
  2. アウディ6車種858台リコール、燃料漏れ
  3. 「パジェロ復活したしランエボも…」三菱『ランサーエボリューション』がPHEVで登場!? SNSでは期待高まる
  4. 「胸アツです」「出たら欲しい!」マツダスピリットレーシング第二弾はどうなる? “最強のマツダ3”登場に期待の声!
  5. 【スズキ ジムニーノマド 新型試乗】「よくできた万能SUV」だととらえると、評価を誤ることになる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. 「認知機能は正常」でも事故は起きる…「運転技能検査」厳格化、高齢者に問われる“運転する力”【岩貞るみこの人道車医】
  5. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
ランキングをもっと見る