ベントレー ベンテイガ に初の「S」、スポーツ性を強化…欧州発表

ブラックアクセントを取り入れたエクステリア

フルデジタル化されたドライバーインフォメーションパネル

4.0リットルV8ツインターボは最大出力550ps

ベントレー・ベンテイガ S
ベントレー・ベンテイガ S全 20 枚

ベントレーは5月25日、『ベンテイガS』(Bentley Bentayga S)を欧州で発表した。

写真:ベントレー・ベンテイガ S

2015年のベンテイガ発売以来、Sバージョンが設定されるのは、今回が初めて。その開発には、ベンテイガのユーザーから寄せられた意見が反映されている。また、ベンテイガSは、スポーツ性を強化したSモデルに相応しく、アクティブロールコントロールシステムの「ベントレーダイナミックライド」を標準装備した。減衰力の15%向上による硬めのシャシー設定を基礎にして、スポーツモードでのダイナミックな走りを強化するためにESCのチューンも行われている。

ブラックアクセントを取り入れたエクステリア

ベンテイガSのルックスは、ブラックでまとめたディテールが特長だ。専用の22インチホイールは、仕上げ方法が3種類ある。標準のシルバーペイントと、オプションのフルグロスブラックとブラック&ブライトポリッシュだ。

中でも、ブラック&ブライトポリッシュは、最初にリムをセラミックで研磨し、次に光沢のある部分をカバーしてグロスブラックペイントを塗布して、最後に手作業で研磨して仕上げられる。また、このホイールは、鎌のように見えるスポークが車両の中心線を軸に左右で逆のデザインとなっており、どちらの側でも鎌が同じ方向を指すようにした。ベントレー・ベンテイガ Sベントレー・ベンテイガ S

フロントドア下部には新デザインの「S」エンブレムが配される。「ブラックラインスペシフィケーション」を標準装備。大型化されたリアスポイラーと、グロスブラックでまとめられたサイドシルと前後ロアバンパーも採用している。ヘッドライトとテールライトのレンズはダークティントとし、ドアミラーとテールパイプはブラックで、エクステリアを引き締める。

フルデジタル化されたドライバーインフォメーションパネル

キャビンには新デザインのシート、ステッチ、新しいカラースプリット、アルカンターラなどが採用された。アクセントカラーをインストルメントパネル、センターコンソール、ドアパッド、シートボルスターに配し、アルカンターラをシートクッション、シートバックインサート、ステアリングホイール、ギアレバーにあしらう。助手席側フェイシアには、「S」エンブレムが添えられ、運転席側インストルメントパネルとイルミネーテッドトレッドプレートには、Sモデルを示す新グラフィックが採用されている。

フルデジタル化されたドライバーインフォメーションパネルは、『ベンテイガスピード』と共通。ハイエンドのクロノグラフをイメージしたグラフィックメーターが表示される。表示項目はドライバーがカスタマイズ可能で、エレガントなグラフィックスを使ったリアルタイムのライティングエフェクトも用意されている。ベントレー・ベンテイガ Sベントレー・ベンテイガ S

高解像度スクリーンの表示レイアウトは、「クラシック」と「エクスパンデッド」の2種類から選択できる。クラシックビューでは、丸形のスピードメーターとタコメーターが表示される。エクスパンデッドビューでは右側のメーターに代わり、地図とメディア情報が拡大表示される。

4.0リットルV8ツインターボは最大出力550ps

ベンテイガSには、4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンが搭載される。最大出力は550ps、最大トルクは78.5kgmを引き出し、0~100km/h加速4.5秒、最高速290km/hの性能を発揮する。

48Vの電動式アクティブロールコントロールシステムのベントレーダイナミックライドが標準装備される。ベントレーダイナミックライドは、わずか0.3秒で最大1300Nmのトルクを発生して、コーナリング時のロールを抑制し、タイヤの接地性を高め、クラストップのキャビン安定性と快適な乗り心地、優れた操縦性をもたらすという。

スポーツモードでは、エアサスペンションの減衰力が15%増加する。エレクトロニックスタビリティコントロール(ESC)と、ベントレーダイナミックライドに採用されたスポーツモード専用のチューンによって、ステアリングフィールとターンインレスポンスが向上し、ボディロールが減少する、と自負する。

ベントレーの「トルク・ベクタリング・バイ・ブレーキ」も、チューニングが見直された。コーナー入口で内側後輪に軽くブレーキをかけてフロントアクスルのターンインをよりシャープにし、ベンテイガSのレスポンスをいっそう向上させた、としている。

《森脇稔》

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