アキュラ TLX 新型に355馬力の「タイプS」、パイクスピーク2021のペースカーに

アキュラ TLX 新型の「タイプS」の「パイクスピーク2021」ペースカー仕様とドライバーのアント・アンステッド氏
アキュラ TLX 新型の「タイプS」の「パイクスピーク2021」ペースカー仕様とドライバーのアント・アンステッド氏全 17 枚

新型アキュラ『TLX』(Acura TLX)の高性能グレード「タイプS」が、6月27日に米国で決勝レースが行われる「パイクスピーク国際ヒルクライム」のペースカーを務める。アキュラが6月10日に発表した。

写真:アキュラ TLX 新型の「タイプS」

TLXは、ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラのスポーツセダン。2020年9月に米国で第2世代が発売された。タイプSは、ブランド独自のターボチャージャー付きV型6気筒ガソリンエンジン、ダブルウィッシュボーンフロントサスペンションを備えたスポーツチューンドシャシー、強力なブレンボ製ブレーキを装備した。アキュラの歴史の中で、最も扱いやすいタイプSという。

この新型TLXのタイプSが6月27日、米国で決勝レースが行われるパイクスピーク国際ヒルクライムのペースカーに起用される。

パイクスピーク国際ヒルクライムは、米国コロラドスプリングスで1916年から開催されており、世界で最も有名なヒルクライムレースとして知られる。競技は全長20kmのコースを一気に駆け上がり、タイムを競う。標高はスタート地点が2800mで、ゴール地点が4300mだ。標高差1500m、コーナー数156。内燃機関で駆動する車両は、ゴール付近では標高の高さに起因する酸素不足により、海抜0mと比べてパワーが約30%ダウンする。

アキュラは2012年から、パイクスピーク国際ヒルクライムに参戦しており、数々のレース記録と表彰台を獲得してきた。2020年、ホンダのR&Dエンジニアのジェームズ・ロビンソンは、『NSX』で10分01秒913のタイムを計測し、ハイブリッド車の新記録を打ち立てた。2018年には、ニック・ロビンソンが10分48秒094を計測し、FF車の新記録を達成している。

なお、新型TLXのタイプSのペースカーのドライバーには、テレビパーソナリティで、人気TVシリーズ「名車再生!クラシックカー・ディーラーズ」にも出演していたアント・アンステッド氏を起用する。アキュラは5月20日、新型『TLX』(Acura TLX)の高性能グレード「タイプS」を6月23日、米国市場で発売すると発表した。現地ベース価格は……

《森脇稔》

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