GM、EVと自動運転への投資を増額、75%増の350億ドルへ---2025年までに

GMC ハマーEV SUV
GMC ハマーEV SUV全 5 枚

GM (General Motors)は6月16日、2025年までのEVと自動運転への投資を、350億ドル(約3兆8730億円)に増額すると発表した。当初の計画に対して、75%の増額となる。

GMは2020年3月、EVや自動運転への移行を加速するために、研究開発費用などを含めて、2020~2025年までに200億ドルを投資すると発表していた。 GMは2020年11月、この投資を270億ドルに増やすと発表した。

GMはおよそ4年前に、事故、CO2排出量、渋滞ゼロを目指すビジョンを発表した。このビジョンの実現に向けて、GMはEVのラインナップを拡大している。GMCブランドでは『ハマーEV』と『ハマーEV SUV』、キャデラックブランドでは『リリック』、シボレーブランドでは『シルバラード』のEVが計画されている。

GMは、2025年までのEVと自動運転への投資を、350億ドルに増額する。GMは投資の増額により、現在建設中のオハイオ州とテネシー州の工場に加えて、米国で新たに2つの「アルティウム」バッテリーセル工場を建設する予定だ。

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「GMは2025年までに、世界のEVの年間販売台数を100万台以上にすることを目指している。米国では電動化の勢いが増しており、投資を拡大してより迅速に電動車のラインナップを拡張していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る