ピニンファリーナ、グッドウッド2021に参加予定…『バッティスタ』がEV特別展のセンターステージに

4個のモーターは合計で最大出力1900hp

カーボンファイバーとアルミの軽量構造

グッドウッド初のEVに特化した展示「エレクトリックアベニュー2030年への道」

アウトモビリ・ピニンファリーナ・バッティスタ
アウトモビリ・ピニンファリーナ・バッティスタ全 14 枚

アウトモビリ・ピニンファリーナ(Automobili Pininfarina)は、7月8日に英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に初参加する。同社が7月1日に発表した。EVハイパーカーの『バッティスタ』が登場する。

写真:アウトモビリ・ピニンファリーナ・バッティスタ

アウトモビリ・ピニンファリーナは、イタリアのデザイン工房、ピニンファリーナの親会社であるインドの大手自動車メーカーのマヒンドラ&マヒンドラ(マヒンドラ)が立ち上げた新ブランドだ。その最初の市販車が、EVハイパーカーのバッティスタだ。バッティスタとは、ピニンファリーナの創設者のバッティスタ・ファリーナ(Battista Farina)氏に敬意を表すネーミングとなる。

4個のモーターは合計で最大出力1900hp

EVパワートレインは、4個のモーターを搭載し、合計で最大出力1900hp、最大トルク234.5kgmを引き出す。パワフルなモーターが4輪を駆動し、トルクベクタリング機能も採用した。0~100km/h加速2秒以内、0~300km/h加速12秒以内、最高速350km/hの性能を発揮する。

また、5種類の走行モードが切り替えられる。5 つの走行モードは、「Calma」、「Pura」、「Energica」、「Furiosa」、「Carattere」だ。リチウムイオンバッテリーはセンタートンネルとシート後方に、T字型にレイアウトされ、蓄電容量は120kWh。1回の充電での航続は、およそ450kmの性能を備える。バッテリーは急速充電に対応している。

ブレーキは、カーボンセラミックを使用する。ローター径はフロント、リアともに390mmだ。キャリパーは、フロントが6ピストンとした。リアには、エアブレーキ機能が備わる。

カーボンファイバーとアルミの軽量構造

ボディ構造は、フルカーボンファイバー製のモノコックに、カーボンファイバー製ボディパネルを組み合わせる手法で軽量化した。車体の前後はアルミによる構造として、衝突時の衝撃を吸収する。

内装のデザインには、エレガントさを追求しながら、ドライバーが運転に集中できるインターフェースを取り入れた。ドライバー正面には、小型ディスプレイモニターがレイアウトされ、重要な情報を表示する。

コンパクトなステアリングホイールの両側には、ドライバーに向けた大型ディスプレイモニターを設置したデジタルコックピットを採用する。左側の画面で車両のダイナミクスとパフォーマンスをコントロールし、右側の画面でメディアとナビゲーションを操作する。ピニンファリーナによると、最小限のボタンとスイッチで、ドライバーが車と対話する方法を直感的に作り出しているという。

グッドウッド初のEVに特化した展示「エレクトリックアベニュー2030年への道」

アウトモビリ・ピニンファリーナは、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに初参加する。今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、初のEVに特化した展示として、「エレクトリックアベニュー2030年への道」を開催する予定だ。このセンターステージに置かれるのが、EVハイパーカーのバッティスタとなる。

この新しい展示スペースでは、世界の自動車メーカーの最新EVが展示される予定だ。このスペースで来場者は、EVについて質問したり、最新のEVを調べたり、EVへの乗り替えに伴うメリットについて学ぶことができるという。その内容は、EVのランニングコストから、航続、信頼性、充電時間、充電場所などさまざまだ。

展示されるEVは、シティカー、サルーン、SUV、スポーツカー、ハイパーカーなど。グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、EV普及に向けて、来場者に前向きな変化を促すことを目指す、としている。

《森脇稔》

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