ヤンマーなど3社、舶用水素燃料エンジン共同開発に向け新会社設立

川崎重工業、ヤンマーパワーテクノロジー、ジャパンエンジンコーポレーション
川崎重工業、ヤンマーパワーテクノロジー、ジャパンエンジンコーポレーション全 1 枚

川崎重工業とヤンマーパワーテクノロジー、ジャパンエンジンコーポレーションの3社は、舶用水素燃料エンジンの共同開発を目指す新会社「HyEng株式会社」を設立したと発表した。

3社は2021年4月、日本の脱炭素化と海事産業・造船工業・舶用工業の発展に寄与すべく、純国産エンジンメーカーとしての技術を結集し、世界に先駆けて舶用水素燃料エンジンの共同開発に合意。また、共同出資の新会社HyEng設立についても基本合意し、その内容は2021年5月に開催された日本財団主催の「ゼロエミッション船シンポジウム」にて発表している。

HyEngはジャパンエンジンコーポレーション本社工場構内に設立し、同社の進藤誠二常務取締役が社長に就任。水素燃料エンジンの開発(基礎技術)をはじめ、水素燃料推進システムの国際的標準やルール作りの検討、水素燃料推進システムのインテグレート、水素燃料エンジン実証運転設備の維持・管理などに取り組む。

3社は、新会社設立により、水素燃料エンジンの共同開発・市場投入に向けた取組みを前進させることで将来的な水素燃料船の普及拡大に貢献し、日本海事産業の活性化と船舶分野の脱炭素化による持続可能な社会の実現を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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