東京2020パラリンピック、関係者輸送ルートを設定…専用レーン違反は反則金6000円

東京2020大会公用車(8月1日)
東京2020大会公用車(8月1日)全 8 枚

東京2020パラリンピック大会がまもなく開催される。7月のオリンピック開幕前から、首都圏では各種交通規制が実施されている。道路の大会関係車両専用レーンを走ったら、罰金6000円だ。路面のピンクのラインには注意されたい(一部既報)。

東京2020組織委員会では、大会の関係者輸送を円滑に輸送するため、「オリンピック・ルート・ネットワーク(ORN)」および「パラリンピック・ルート・ネットワーク(PRN)」を設定した。大会期間中、ORNとPRNには路面表示および看板が設置される。大会関係車両が通行する路線であることを道路利用者に告知し、関係車両以外の利用抑制や駐車抑止を期待する。

さらに交通管理者によって、関係車両しか通行できない大会関係車両「専用レーン」、および一般車両は関係車両に道を譲らなくてはならない「優先レーン」も設定された。専用/優先区間であることを明確にするため、路線に桜色の実線または破線の表示が設置されている。専用レーンは実線、優先レーンは破線だ。

一般車両が専用レーンを走ったり、一般車両が優先レーンで関係車両に道を譲らなかったりすると交通違反となる。バス専用/優先レーンと同様のあつかいで、「通行帯違反」の処分となり、違反点数1点、反則金は大型車7000円、普通車6000円、二輪車6000円だ。

注意すべき専用レーンは、国立競技場近く、外苑東通り北行きの信濃町駅手前、臨海都心の環状第2号線両方向、豊洲~東京ビッグサイト付近、幕張メッセ付近の浜田交差点~豊砂交差点間などに設定されている。

今後の規制期間は専用レーン、優先レーンともにおおむね8⽉24⽇~9⽉5⽇となっている。
東京2020パラリンピック
●首都高速で交通規制
●首都高速の料金、1000円上乗せと5割引
●パラリンピック会場周辺のバリアフリー支援アプリ

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る