国交省×警察庁、生活道路の新安全対策「ゾーン30プラス」で連携

ゾーン30プラスの入り口(イメージ)
ゾーン30プラスの入り口(イメージ)全 3 枚
国土交通省道路局と警察庁交通局は8月26日、生活道路の交通安全に係る新たな連携施策「ゾーン30プラス」の推進を発表した。

これまで、国土交通省道路局では防護柵等の設置や速度抑制・通過交通の進入抑制のためのハンプや狭さくといった物理的デバイスの設置等を、警察庁交通局では最高速度30km/h地域「ゾーン30」の整備による低速度規制等を、生活道路の面的な交通安全対策として、それぞれ進めてきた。

今後は、道路管理者と警察が検討段階から緊密に連携しながら、最高速度30km/hの区域規制と物理的デバイスの適切な組合せにより交通安全の向上を図ろうとする区域を「ゾーン30プラス」として設定。生活道路における人優先の安全・安心な通行空間の整備に取り組んでいく。

現在、各地で実施中の通学路における合同点検を踏まえた対策の一つとしても、道路構造、交通実態、沿道環境等を踏まえ、地域住民等との合意形成を図りながら、「ゾーン30プラス」の整備を図っていく。また、その一環として、物理的デバイスの一つである「スムーズ横断歩道」の全国での設置にも取り組んでいく。スムーズ横断歩道は歩道部分が一段高くなっている新しいタイプの横断歩道。横断歩道を歩道と同じ高さにすることで、渡りやすくなるほか、通過するクルマの走行速度を抑制する効果がある。

《纐纈敏也@DAYS》

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