台風に警戒が必要、事前に防災対策…自動車やカーポート

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見積もりプラットフォーム「ミツモア」を運営するミツモアは、「大雨・台風」対策関連のサービスを強化している。9月は過去に大きな被害をもたらした多くの台風が日本列島上の経路をとっているため警戒が必要だ。ミツモアは自身でできる大雨・台風への防災対策をまとめた。

大雨・台風では、物が飛んできて自動車のガラスやボディを破損する、カーポートの屋根や支柱、門扉などの破損で車に被害が出る、などのトラブルが予想される。

大雨・台風は、さらに大きな被害を及ぼす危険がある、とミツモアでは警戒を呼びかける。過去には室戸台風(1934年9月21日上陸)、伊勢湾台風(1959年9月26日上陸)、最近では令和元年房総半島台風(2019年9月9日上陸)、令和元年東日本台風(2019年10月12日上陸)などが甚大な被害をもたらした。

ミツモアは11のトラブル例を列挙しながら、個人でできる防災対策をまとめた。それらの中には「自動車」と「カーポート」が含まれている。

●自動車:トラブル例
- 物が飛んできてガラスやボディを破損する。
- 避難の際に浸水する。
●自動車:防災対策
- クルマの周りに置いている物はできる限り屋内に入れる。
- ガラス部分は毛布や段ボールで対策するなどする。
- ボディカバーは風にあおられてボディのすり傷の原因や飛ばされて人や近隣の建物を傷つける被害となる可能性があるので外す。
- 万が一クルマで避難する場合に備えてガソリンは満タンにしておく。
- 避難する際は、アンダーパスや川沿い、海岸沿い、急傾斜地など、危険な場所には近づかない。

●カーポート:トラブル例
- カーポートの屋根や支柱、門扉などの破損で車に被害が出る。
●カーポート:防災対策
- 屋根材はできるなら外す。
- 飛散防止ネットを張る。
- 破損がある場合は修理する。
- 支柱を補強する。
- アコーディオン門扉などはしっかり固定する。

《高木啓》

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