ロープを1111メートル登る!…「エボルタNEOチャレンジ」公開テスト 本番は11月7日

ロボットクリエイター高橋智隆氏(写真右)
ロボットクリエイター高橋智隆氏(写真右)全 10 枚

パナソニックが毎年開催している「エボルタNEOチャレンジ企画」の2021年バージョンが、11月7日にニコニコ動画で生配信となる。これに先駆け、プレス向けに一足早く公開テストが行われた。

「エボルタNEOチャレンジ企画」とは、乾電池エボルタの性能実証を目的とするチャレンジで、2008年よりスタート。クライミングやトライアスロン、長距離走行といった様々な記録に挑戦し続けている。

2021年のチャレンジは同企画初となる一般参加型となり、なんとTwitterで寄せられたコメントをもとに、マスコットキャラクターのエボルタくんが1111メートルの世界最長クライミングに挑戦する。1111メートルは、電池の日である「11月11日」にちなんだ長さとのこと。

Twitterで寄せられた応援メッセージやアカウント名など1文字を約0.5センチメートルに変換し、その文字数がリアルタイム合成でロープへと変わっていく。長さもさることながら、コメントが途切れるとロープが切れてしまうため、エボルタの性能だけだけでなく、参加者のメッセージも重要なチャレンジとなる。ちなみに1111メートルに必要な文字数は約22万2200文字と膨大な量だ。

公開テストでは実際にコメント合成を行って、コメントのロープを登るデモンストレーションが行われた。

チャレンジするロープの長さが1111メートルと膨大なため、実際に1111メートルのロープを用意するのでなく、滑車で回すことでループ&計測を行う。仕組みの紹介と共に、当日報道陣が投稿したテストコメントがロープに投影され、実際に目の前でコメントのロープを登っていた。

公開テストにはロボットのデザインなどを行ったロボットクリエイター高橋智隆氏が登壇し「これまでのチャレンジは成功し続けてきたので、電池については大丈夫だろうと全幅の信頼を寄せています。ロボットの調整や作り込みはできる限りのことをしましたが、どれくらい応援していただけるかというのがチャレンジの成否を分ける鍵となっていますので、このチャレンジを応援してもらって、ギネスチャレンジが成功すればいいなと思っています」と今回のチャレンジに挑む心意気を語った。

さらに報道陣からの質問の中で「チャレンジで難しく感じているポイント」を問われ「今までのチャレンジでも何かしらのトラブルが毎回起きている。今回はライブでのチャレンジということで、どんなトラブルが起きるかわからず、みなさんの見ている前で失敗できないというプレッシャーを感じている」と答えた。

ただし「成功する確率は?」と聞かれると「今までも全部のチャレンジを成功し続けているので、今回も100%成功すると信じている」と力強いコメントをしていた。

ユーザーの参加方法は簡単で、ハッシュタグ「#エボルタNEOチャレンジ2021」をつけてTwitterに応援メッセージを投稿するだけ。あわせてLINEポイントがもらえるキャンペーンも実施される。

当日は12時間の生放送を予定。ニコニコ生放送、You Tube、Twitter、エボルタNEOチャレンジ2021ホームページでもチャレンジの様子が見られる。

《二城利月》

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