シトロエンの小型EV『アミ』、カスタム設定拡大…オリジナルデザインで車体を装飾

個性的な6種類の装飾ステッカーを追加

シトロエンのシティコミューターEVがアミ

モーターは最大出力8.2hp

運転席側のドアは逆ヒンジ式で開閉

シトロエン・アミ の新カスタマイズオプション
シトロエン・アミ の新カスタマイズオプション全 25 枚

シトロエンは10月5日、小型シティコミューターEVの『アミ』に、新たなカスタマイズオプションを追加すると発表した。まずはフランス本国で導入され、2021年内に他の欧州主要国に拡大展開する予定だ。

写真:シトロエン・アミ

個性的な6種類の装飾ステッカーを追加

新しいカスタマイズの可能性として、さらに個性的な6種類の装飾ステッカーが追加された。ワイルドなジャングル、イタリアの砂糖菓子の「トゥッティフルッティ」、英国ブランドの「グローブ・トロッター」、カモフラージュパターン、自然愛好家の部族などを車体にあしらうことができる。

DIYを好む顧客には、自分でカスタマイズするオプションが用意される。注文したアクセサリーパックの説明書を見ながら、ステッカーを車体に貼り付けていく。また、オーダーメイドのオリジナル装飾も選択可能。個人ユーザーからアミを社有車として使う企業まで、創造性に大きな自由をもたらすという。

シトロエンは、この分野のスペシャリストの「FaabFabricauto」とカスタマイズステッカーを共同開発した。顧客はコレクションから装飾を自由に選択したり、自分で撮影したお気に入りの写真を車体に添えたり、車体にメッセージを入れたりすることができる。

シトロエンのシティコミューターEVがアミ

シトロエンはブランド誕生から100年間、大胆さと創造性をもって、誰でもアクセスできるモビリティを追求してきた。そして101年目となる2020年、ブランドの完全電動化への流れに従い、新たなモビリティとして、アミを発表した。「アミ」の車名は、1960~1970年代の小型大衆車に使われていたものだ。

アミは、現在の都市部の交通や環境問題に対するシトロエンの革新的な回答、と自負する。サービスや消費形態の面で、まったく新しい顧客体験を生み出すことを目指している。

アミはフルEVの2シーター車で、快適で安全性が高く、コンパクトで小回りが利き、さまざまなカスタマイズが可能だ。自動車の既成概念を覆すユニークな特長を備えたアーバンモビリティになるという。

モーターは最大出力8.2hp

アミは2名乗りの小型のシティコミューターEVだ。ボディサイズは、全長2410mm、全幅1390mm、全高1520mm。車両重量は485kgに抑えられた。最小回転半径は3.6mと、取り回し性に優れる。シトロエンによると、バスや地下鉄、路面電車などの公共交通機関のほか、二輪車、自転車、スクーター、キックスクーターなどの代替手段として開発したという。最新の一部シトロエン車に導入されている「エアバンプ」が装備され、車体を損傷から保護する。

新車として購入できるほか、例えば1年間の長期リース、1分、1時間、1日単位でのカーシェアリングなどにも利用できる。1分間の利用料金は、0.26ユーロとした。

EVパワートレインのモーターは、最大出力が8.2hpだ。バッテリーは蓄電容量5.5 kWhのリチウムイオンで、フロア下にレイアウトされる。1回の充電での航続は最大70kmだ。シトロエンによると、毎日の通勤やちょっとした外出など、都市部での移動に最適で、70kmの航続は、都市部のユーザーの1日の平均移動距離を上回るという。バッテリーの充電は、220Vソケットで、およそ3時間で完了する。

運転席側のドアは逆ヒンジ式で開閉

スマートフォンとの連携が強化されている。ドライバーは、航続、バッテリーの状態、充電の残り時間、メンテナンススケジューリングなど、車両に関する重要な情報に、いつでもスマートフォンからアクセスできる。

キャビンへのアクセスを容易にするために、運転席側には逆ヒンジ式のドアを採用した。車内に乗り込み、スマートフォンを専用の場所に置く。スマートフォンがダッシュボードのメイン画面になり、ナビゲーションや音楽にアクセスできる。

さらにアミは、「Free2Move」を使用したカーシェアリングや、月額19.99ユーロからの長期レンタルなど、ニーズに合わせて手頃な価格で利用できる。新しい顧客体験は、フランスの家電販売大手フナック・ダルティとのパートナーシップによって実現した。アミは、都市部での移動に自由と手軽さを与え、大人数での移動にも対応し、グローバルで全方位的なソリューションを提供することを目指している。

《森脇稔》

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