あれもこれも「カローラ」こんなにあった派生車たち・前編【懐かしのカーカタログ】

カローラ・スプリンター
カローラ・スプリンター全 10 枚

何しろ150以上の国と地域で展開している『カローラ』だけに、仕向け地ごとの専用モデルは数多い。今回は『カローラクロス』登場記念(!?)に、これまで日本市場でに投入された、主な“カローラ派生車”を2回に分けて振り返ってみたい。

【画像全10枚】

カローラ・スプリンター(1968年)

カローラ・スプリンターカローラ・スプリンター
1966年に登場した『カローラ』。クーペボディを初のバリエーションと見做せば、この“カローラ・スプリンター”が派生車第1号だ。ファストバックのスタイリッシュな2ドアクーペで、ツインキャブ仕様のSLは73ps、最高速度160km/h。“スプリンター”が独立したのは次世代(2代目)から。

カローラ・レビン(1972年)

カローラ・レビンカローラ・レビン
後に独立系となる『カローラ・レビン』(と『スプリンター・トレノ』)は、このTE27型2代目『カローラ』のクーペ時代に誕生。『セリカ』『カリーナ』の1600GTに搭載した2T-G型1.6リットルDOHC(ハイオクガソリンを使用で115psを発生)を移植。ほかに2T-B型OHVツインキャブのレビンJ(ジュニア)も設定された。いずれもボディ同色のオーバーフェンダーが精悍。

カローラII(1982年)

カローラIIカローラII
カローラIIリトラカローラIIリトラ
2代目『ターセル』『コルサ』と共に登場した兄弟車。なので『カローラ』より1クラス下の2BOXカーだったが、80年登場のマツダの“赤いファミリア”対抗馬としての使命ももたされた。若向けのクルマでスポーティグレードのSRにはチェック柄のスポーツシートを採用。86年に登場した2代目には、リトラクタブルライトの“リトラSR”を設定。

カローラ・レビン(1983年)

カローラ・レビンカローラ・レビン
カローラ・レビンカローラ・レビン
『カローラ』は83年登場の5代目からFF化。この時に3ドア、2ドアがFRとして残され、“AE86/AE85”としておなじみのこのシリーズの総称がレビン(『スプリンター』はトレノ)となった。GT系には新開発の1.6リットルツインカム16バルブの4A-GEU型(130ps/15.2kg−m)を搭載。ラック&ピニオン形式のステアリングの採用、GT APEXに標準装備のエアロダイナミックグリルなども特徴。ちなみに車重はGT APEXの5速MT車同士で3ドアが940kg、2ドアが925kg(83年5月のカタログ諸元表より)。

カローラFX(1984年)

カローラFXカローラFX
カローラFXカローラFX
キャッチコピーは“ちょっと気どった2BOX上級生”。台形フォルムのセダンから全長を短くした(2430mmのホイールベースは共通)ボディには3ドアと5ドアの2タイプを設定。高性能版として用意された“FX−GT”には、横置きに改良された1.6リットルのツインカム4A-GELU型を搭載。4輪ストラットのサスペンションは、操安性と乗り心地を両立させ“ペガサス”と呼ばれた。オートドライブ、エレクトロニック・ディスプレイメーターなども設定。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ここまで変わる? ホンダ『アコード』次期型の新デザインを予想
  2. ついに『パジェロ』新型登場! 三菱自動車も変わる?…ニュースランキング
  3. 人気ミニバンが2027年にも大進化へ! トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発1.5LエンジンHEVか?
  4. 三菱『デリカD:5』約2万台にリコール…メーターが表示されない
  5. 【アウディ A5 新型試乗】「ちょうどよい」サイズと、4気筒ディーゼルとして満点の静粛性…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  5. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
ランキングをもっと見る