フォルクスワーゲン(Volkswagen)乗用車ブランドは10月15日、2021年1~9月のEVの世界販売の結果を発表した。総販売台数は16万7800台。前年同期に対して、約2.7倍と伸びた。
フォルクスワーゲン乗用車ブランドのEVモデル攻勢は、2020年にヨーロッパでコンパクトEVの『ID.3』を発売したことによって始まった。2021年3月には、欧州に続いて米国と中国でも、電動SUVの『ID.4』を発売した。さらに、中国の顧客のニーズに合わせて特別に開発された最大7シーターの電動SUVの『ID.6』が、6月から中国で発売されている。
2021年1~9月のEVの世界販売台数16万7800台のうち、最多を占めたのは、ID.4で7万2700台。ID.3が5万2700台で、これに続いた。新世代EVの「ID.」シリーズの販売が好調だ。
フォルクスワーゲン乗用車ブランドの2020年の電動車(EVとプラグインハイブリッド車)の世界販売台数は約21万2000台。前年比は158%増と大きく伸びている。
なぜ今、EV/PHEVが注目されるのか……