ランドローバー レンジローバー 新型、PHV設定…ブランド初のEVは2024年

電動化はジャガー・ランドローバーの新戦略「リイマジン」の中心

新アーキテクチャー「MLA-Flex」を採用した最初のモデル

EVモードでの航続は最大で100km

ランドローバー・レンジローバー 新型のPHV
ランドローバー・レンジローバー 新型のPHV全 11 枚

ランドローバーは10月26日、新型『レンジローバー』(Land Rover Range Rover)にプラグインハイブリッド車(PHV)を設定すると発表した。ブランド初のEVは、2024年に登場する予定だ。

写真:ランドローバー・レンジローバー 新型のPHV

電動化はジャガー・ランドローバーの新戦略「リイマジン」の中心

ジャガー・ランドローバーは2021年2月、新グローバル戦略の「リイマジン(REIMAGINE)」を発表した。この中で、ランドローバーの電動化計画を明らかにした。

リイマジン計画の中心となるのは、ランドローバーとジャガーの両ブランドの電動化だ。両ブランドの電動化は、独自の明確な個性を備えた異なるアーキテクチャーに基づいているという。

ランドローバーは、現在のPHV主体の電動モデルラインナップを拡大し、リイマジン計画では、今後5年間でEVを6車種投入する。これにより、レンジローバー、『ディスカバリー』、『ディフェンダー』の3ファミリーを通じて、ラグジュアリーSUVの世界的リーダーであり続けることを目指す。最初のEVは、2024年に登場する予定で、2020年代末までに、ランドローバー全車をEVに切り替える計画だ。ランドローバー・レンジローバー 新型のPHVランドローバー・レンジローバー 新型のPHV

新アーキテクチャー「MLA-Flex」を採用した最初のモデル

新型レンジローバーは、ランドローバーの新しいアーキテクチャー「MLA-Flex(flexible Modular Longitudinal Architecture)」を採用した最初のモデルだ。先進のテクノロジーとモダンラグジュアリーを融合させて、すべての乗員に比類なき洗練性を提供する、と自負する。

MLA-Flexは、内燃機関、PHV、100%電気駆動のフルEVに対応できる。MLA-Flexは、パワートレインの柔軟性を高め、品質の新たなベンチマークとなるための取り組みの一環であり、ランドローバーの簡素化されたアーキテクチャー戦略の次なる一歩になるという。

パワートレインは、高効率なマイルドハイブリッドやPHVから選択できる。ボディタイプは、スタンダードホイールベース(SWB)とロングホイールベース(LWB)の2種類だ。乗車定員に応じて、4名乗り、5名乗り、7名乗りから好みの仕様を選択できる。4名乗りと7名乗りはロングホイールベースのみが設定される。ランドローバー・レンジローバー 新型のPHVランドローバー・レンジローバー 新型のPHV

EVモードでの航続は最大で100km

さらに、新型レンジローバーには2024年、初のEVがラインアップに加わる予定。ランドローバー史上、初のEVになる。これは、2030年までにジャガー・ランドローバーの全モデルにEVの選択肢を設定し、製品、オペレーション、サプライチェーンのすべてを通じて、2039年までに排出ガス量実質ゼロを達成する目標に貢献するという。

PHVパワートレインは、CO2排出量を30g/km未満に抑える。EVモードでの航続は、最大で100km(WLTPサイクル)に到達する。実走行での航続は最大80km。これは一般的なレンジローバーのユーザーの1回の移動距離の75%を電力だけで走行できる充分な距離になるという。

第5世代の新型レンジローバーは、英国でデザイン、開発、エンジニアリングが行われた。歴代レンジローバーを生産してきた英国のソリハル工場において、最新の生産ラインでのみ組み立てられる。工場への投資が品質の向上を推し進め、新型レンジローバーの高効率なマイルドハイブリッド、PHV、EVを、同じライン上で組み立てることができる、としている。

《森脇稔》

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