日野はHVでダカールラリー2022参戦、高耐熱リチウムイオンキャパシタを採用

日野チームスガワラのダカール・ラリー2022参戦車両
日野チームスガワラのダカール・ラリー2022参戦車両全 7 枚

ジェイテクトは10月26日、2022年1月2~14日にサウジアラビアで開催されるダカール・ラリー2022に参戦する「日野チームスガワラ」の参戦車両に高耐熱リチウムイオンキャパシタが採用されたと発表した。

日野チームスガワラは2022年大会で初めてレース用ハイブリッドシステムを搭載した車両で参戦する。今回、ハイブリッドシステム向けにジェイテクトのリウムイオンキャパシタが採用された。

参戦車両向けリチウムイオンキャパシタは高出力でエンジンパワーをアシストする。悪路の振動衝撃に対応したモジュール構造とした。

ジェイテクトのリチウムイオンキャパシタは独自技術によってキャパシタの動作温度範囲がマイナス40~85度を実現しており、電圧制御することで100度まで対応する。耐熱性が高く、高負荷連続使用時の自己発熱に伴う劣化を大幅に抑制する。リチウムイオン電池と異なり、正極に活性炭を用いることで発火を抑制する。


日野自動車は25日、同社が「日野チームスガワラ」として参戦する、ダカールラリー2022の参戦車両が完成したと発表した。ダカールラリー2022は……

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. 今年の「鈴鹿8耐」は新モデルの日本初披露が目白押し!? 話題のネオレトロバイクも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る