東京臨海新都心で自動運転、シミュレーションモデルを構築へ 日本ユニシス

東京臨海新都心
東京臨海新都心全 2 枚

日本ユニシスは12月3日、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転での東京臨海新都心地域(お台場)を再現した実践的なシミュレーションモデルの実証実験を2022年1月22日から実施すると発表した。

実証実験では、センサシミュレーションの研究・開発に関わる各社個別の要件を吸い上げ、安全性を評価するためのコンソーシアムが開発中の最新シミュレーション機能を検証する。

具体的なシミュレーション利用を想定した環境で、実現象との一致性を高めた「走行環境-電波伝搬-センサ」モデルの出力結果を活用し、機能や使用性、他システムとの接続性、シミュレーション結果の実際の現象との一致性を確認できる。

今回の実験環境では実測に基づく NCAP(新車アセスメントプログラム)環境、臨海副都心地域(お台場)、首都高C1の3つの環境をベースとした利用可能な仮想環境を用意する。実験参加者は、評価シナリオと、センサーの弱点と環境要因を組み合わせることで、システム検証パターンを容易に拡張でき、効率的な自動運転システムを評価できるとしている。

実験には自動運転技術を研究開発する国内外の自動車メーカー、自動車部品メーカー、大学など、法人・研究機関を対象に参加者を募集する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
  3. ホンダ『プレリュード』新型、シビック タイプRのサスペンションとブレーキ技術搭載へ
  4. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  5. “セピアブラウン”のポルシェコレクター、元レーサーが語る半世紀の「恋愛」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る