ベントレー、新テストセンターが稼働…将来のEVの電費も測定へ

ベントレーの英国の新エンジニアリングテストセンター
ベントレーの英国の新エンジニアリングテストセンター全 6 枚

ベントレー(Bentley)は12月9日、英国の新しいエンジニアリングテストセンターが業務を開始した、と発表した。

ベントレーは、新しいテストセンターにおいて、グローバル基準による排出ガス、燃費、航続のテストを社内で行うことができるようになった。総額1250万ポンドを投じたこのセンターによって、ベントレーは最新のWLTP燃料消費量と効率性のテスト手順を、社内でより迅速に実施できるようになるという。

2階建て、4600平方mの施設では、すでにテストを開始し、2022年半ばまでに世界のすべての排出ガス基準の試験ができるよう作業を進めていく。この新施設には、773平方mのオフィススペースと、1550平方mの温度調節機能付きシャシーダイナモメーターが設置されている。

ローリングロードでは、エンジニアがさまざまな勾配の坂道をシミュレートし、内燃エンジン車の排気ガスや、ハイブリッド車、将来のEVの電気エネルギー消費量を測定することができる。実世界のシミュレーションは、マイナス20度からプラス50度までの幅広い温度範囲で行うことが可能だ。

ベントレーは、2026年までに全ラインアップをプラグインハイブリッド車(PHV)とフルEVに切り替える計画だ。2030年までに、フルEVのみをラインアップすることを目指している。


★レスポンス読者アンケート!! 今、そして今後、自動車の電動化が進んでいきます。読者のみなさまのEV・PHEVへの興味関心について教えてください。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る