茨の道をあえて選び創り出す、機能美を実現する“VOLK RACING”のホイールコンセプト

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VOLK RAICNG NE24 / スバル BRZ
VOLK RAICNG NE24 / スバル BRZ全 30 枚

「デザインには責任がある---」このひと言に詰まっているRAYSのものづくりへの想いは、想像をはるかに超えていた。

創業当初から、モータースポーツの現場を開発の最前線とし、F1をはじめとする欧米の世界選手権、SUPER GTやフォーミュラニッポン、ロードスターパーティレースといったあらゆるカテゴリーへの供給を続けているRAYSは、その現場でホイールに求められる重大な役割を果たすために、絶えず自らの限界を打ち破ってきた。強者たちが揃う勝負の世界には、妥協もごまかしも通用しない。諦めたらそこで終わりという、厳しい現実があるだけだ。

やるのか、やらないのか。RAYSはその要求がどんなに困難でも極限の状況でも、勝利の瞬間まで「やる」ことを選び、貫いてきたホイールメーカーだ。ものづくりのテーマとして掲げる「The Concept is Racing」は、まさにRAYSが歩む1本の道そのものを表す。「答えはレーシングにある」のだと、妥協せず、ごまかさず、常に真摯にものづくりと向き合ってきた。

VOLK RACINGが創り上げた、スポーツホイールの新しい価値観

VOLK RAICNG NE24 / スバル BRZVOLK RAICNG NE24 / スバル BRZ

そんなRAYSのホイールの中核をなす「VOLK RACING」は、モータースポーツで磨いた技術を惜しみなく注ぎ、30年近くの歴史を持つ鍛造スポーツホイールの最高峰ブランドだ。世界のトップカテゴリーを制する最高レベルの軽さと強靭さを兼ね備え、一切の無駄を省いた洗練されたデザインを鍛造で実現しつつ、手が届きやすく身近な価格でストリートに提供したい。そんな思いからスタートしたブランドだという。

初期モデルと比べると最新モデル「NE24」はデザインが大きく変化していることがわかるが、もちろんそれはデザイナーの気分や流行に合わせているわけではない。「性能がデザインを進化させる」のだと、モータースポーツDiv. プロジェクトリーダーの山口浩司氏は言い切った。

VOLK RAICNG NE24 / シャイニングブラックメタル(HM)VOLK RAICNG NE24 / シャイニングブラックメタル(HM)

20年前と今と、10年後のクルマの性能は違う。モータースポーツ先進国である欧米の文化も刻々と変わる。その現場を自らの目で見て肌で感じて、一歩先を見極めること。そしてオフ会などに積極的に出向き、若い世代から幅広いユーザーたちとディスカッションすること。ニュルブルクリンクやジュネーブなど世界に視点を広げつつ、1ユーザーの声にも耳を傾ける。ホイールはメーカーの技術力だけで良くなっていくものではなく、ユーザーを喜ばせたいという気持ちと、ユーザーからのフィードバックが揃ってはじめて、今を超えるホイールが誕生するのだという。

つまりVOLK RACINGのデザインは、変わる必要があるからこそ変化を遂げてきた。常にアップデートされる最新の解析技術、RAYS独自の鍛造技術を駆使した最高の性能をホイールに宿らせ、それが目に見える形となって開花したのがデザインだ。それは一見すると、デザインの定石からは外れているようで驚くかもしれない。ところが、しっかりとそこに技術の裏付けがあることに、再び驚かされるのがRAYSの真骨頂。「NE24」のスリムなスポークや大きな開口部といった他に類を見ないデザインも、緻密な計算と合理性といった高性能を実現する根拠の上で成り立っている。

VOLK RAICNG NE24VOLK RAICNG NE24

ただ完成までの道のりは決して平坦ではなかった。デザイナーから生まれる1枚のレンタリングから、2D図面へと進み、そして3Dのシミュレーターなどで何度も議論を重ね、モデリングで1/1を造ってまたとことん議論する。時にはデザイナーとエンジニアが喧嘩になることすらあるというほど、そこはレース現場のような真剣勝負。

そして、企画・デザイン・開発から生産までを一貫して自社で行い、“メイドインジャパン”にこだわるRAYSだけに、生産現場との調整も重要な課題となる。どこか1つでも欠けたり、目指す形がブレるようなことがあれば、最高のホイールは生まれない。そのため開発期間は他社よりかなり長くなり、試作は10回以上にも及ぶことさえある。近年はコンピューターのみで済ますメーカーも増えていることを思えば、間違いなく手間がかかり、コストがかさむことをやっていると感じる。

それでも敢えて「やる」、RAYSにしかできないホイールを届けるためにチャレンジする。それがRAYSイズムとも呼ぶべき1本の道だ。

“RAYSイズム”が詰まった最新モデル『VOLK RACING NE24』の美しさ

VOLK RAICNG NE24VOLK RAICNG NE24

「NE24」を眺めていると、そこには秘めたる強さと本物にしかない自信がみなぎっているようで、見惚れるほどの美しさを感じる。「機能美は、作ろうと思っても作れない」。無理難題と技術が手を組んではじめて、機能美が生まれるのだという山口氏の言葉がよみがえる。

そして、デザインに惹かれてRAYSを愛車に履かせたならば、トップレーサーでも一般ドライバーでも、たとえサーキットのラップタイムに差があっても、同じように良さを実感することができるのがRAYSのホイールだ。デザインに責任を持つというのは、そういうこと。美しいと感じた、その気持ちを裏切らない。そのためなら常識も覆して進化していくRAYSのデザインに、これからも注目したい。

車の美しさが際立つ!RAYS『VOLK RACING NE24』の詳細はこちら

《取材協力》
袖ヶ浦フォレストレースウェイ

《お問い合わせ》
株式会社レイズ
住所:大阪府東大阪市長田西2-4-7(本社)
電話番号:06-6787-1110
WEB:https://www.rayswheels.co.jp/

《製造元》
株式会社レイズエンジニアリング

《まるも亜希子》

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