極秘計画『ベイビーG』ついに本格始動か!? 謎のSUV風「Cクラス」の正体は

「ベイビーG」開発車両か?謎のメルセデスベンツ Cクラス(スクープ写真)
「ベイビーG」開発車両か?謎のメルセデスベンツ Cクラス(スクープ写真)全 15 枚

謎のメルセデスベンツ『Cクラス』開発車両を、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

【画像全15枚】

厳冬のフィンランド・ラップランド山中で目撃したこのクルマは、CクラスをSUV風に仕立てたハイライディング仕様だ。ボディにはリベットで止められた黒いフェンダーフレアと分厚いサイドスカート、前後異なるホイール、内部にはロールケージを装備しているほか、ルーフにはライトバーを備えている。またボディはリフトアップされており、かなりのクリアランスが見てとれる。奇妙なのは、テストミュールに第3世代「W204」型を使用している点だろう。

「ベイビーG」開発車両か?謎のメルセデスベンツ Cクラス(スクープ写真)「ベイビーG」開発車両か?謎のメルセデスベンツ Cクラス(スクープ写真)

カメラマンによると、コンパクト・クロスオーバーSUV『GLA』または『GLB』次世代型の初期プロトタイプ、あるいは新開発となる「ベイビーGクラス」の可能性があるという。ただし、GLAもGLBもすでに存在しており、テストのミュールなら現行型を使うのが普通だろう。ベイビーGクラスは10年以上前から噂があるモデルだが、いよいよプロジェクトが本格始動した可能性もありそうだ。

新開発のモデルを、他モデルのテストミュールで隠すことはまれにある。近年だと、2019年にメルセデスベンツがショートボディの『Eクラス』で『SL』次世代型を隠し、1年後の2020年には、アストンマーティンがSUV『DBX』にメルセデスAMG『E63』のテストのミュールを使っていたのが記憶に新しい。

GLA、GLBともに人気のあるコンパクトSUVだが、『Gクラス』のような本格的なタフさは持ち合わせていない。高い人気を誇る市場のため、同社がよりコンパクトな、オフロード志向のクロスオーバーモデルを導入することは十分ありえるだろう。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産株価が3日続伸、SUV『パトロール』を日本市場に投入へ
  2. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  3. スズキ『ワゴンR』が全車「カスタムZ」デザインに統一、安全&快適装備充実 価格は143万円から
  4. 【シトロエン ベルランゴ 新型試乗】室内も走りも、シトロエンらしい“心地いい系”…島崎七生人
  5. 「次に必要なものを、いま創る」3Mが描く、素材から変えるモビリティの未来PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る