コックピットはまるで戦闘機!? KTM『X-BOW GT2』公道仕様をスクープ!

KTM X-BOW GT2 公道バージョン(スクープ写真)
KTM X-BOW GT2 公道バージョン(スクープ写真)全 20 枚

オーストリアのレーシングカーブランド「KTM」が開発を進める、レーサー『X-BOW GT2』のロードゴーイングカー(公道仕様)。その市販型の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

スカンジナビア北部の氷上に出現したプロトタイプのフロントエンドには、アグレッシブなリップスポイラーを装備、鋭いヘッドライトが確認できる。注目はドアのないボディだ。ガラスのコックピットはフロントガラス前方をヒンジで固定する、ジェット戦闘機風のキャノピー式コックピットが採用されている。

KTM X-BOW GT2 公道バージョン(スクープ写真)KTM X-BOW GT2 公道バージョン(スクープ写真)

後部には巨大なスワンネックウィングを装着。雪で見え辛いが、その下部には攻撃的なディフューザーが装備されている。

このモデルはロードゴイーングカーながら、カーボンモノコックにカーボンファイバー強化ポリマーのボディパネルを装着する本格派。レース仕様「GT2」の重量は約1000kgだが、公道仕様では若干重量が追加されると思われる。

レース仕様の心臓部には、アウディ『RS3』と同じ2.5リットル直列5気筒ターボチャージャーエンジンを採用。最高出力600psを発揮し、後輪を駆動する7速ダイレクトギアボックス、バックアスクルにはコーナリング時のトラクションを向上させるリミテッド・スリップ・ディファレンシャルを搭載する。ロードゴーイングカーバージョンにどこまで反映されるか注目される。

X-BOW GT2公道バージョンのワールドプレミアは、最速で2022年内、遅くとも2023年前半には行われるだろう。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  3. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る