JR九州に50歳代の新社長…九州新幹線やななつ星を手掛けた古宮氏 4月1日付け

社長に就任する古宮氏。
社長に就任する古宮氏。全 2 枚

JR九州は3月1日、代表取締役の異動を発表した。4月1日付けで実施される。

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JR九州では今回の人事を「新たな経営体制のもと、2022年4月1日以降の新中期経営計画を実行し、2030年長期ビジョンを達成するため」としており、新たな代表取締役社長には古宮洋二(ふるみやようじ)氏が就任することとなった。

現・代表取締役社長の青柳俊彦氏は代表取締役会長、現・代表取締役会長の唐池恒二氏は取締役相談役となる。

古宮氏は1962年11月26日生まれの59歳で、九州大学卒業後の1985年4月に国鉄入りし、1987年4月にJR九州に入社した。2002年7月には鉄道事業本部新幹線開業準備室長に就任し、2004年3月の九州新幹線鹿児島ルート新八代~鹿児島中央間の開業に尽力。さらに2012年9月には鉄道事業本部クルーズトレイン本部長兼総務部長となり、豪華寝台列車『ななつ星in九州』の起ち上げを務めた。

JR九州の社長交替は、青柳氏が2014年6月に就任して以来、およそ8年ぶりのことで、2016年10月の上場以来、初となる。

古宮氏がリーダーとなり手掛けた『ななつ星in九州』。古宮氏がリーダーとなり手掛けた『ななつ星in九州』。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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