日産、ウクライナへ250万ユーロ超を支援…サンクトペテルブルク工場は稼働停止へ

ポーランド経由でイタリアに到着したウクライナ市民(3月7日)
ポーランド経由でイタリアに到着したウクライナ市民(3月7日)全 4 枚

日産自動車は3月7日、ウクライナにおける人道的危機に対して、総額250万ユーロ(約3億1000万円)を超える支援を行うと発表した。

日産は、赤十字社とその他NPOに100万ユーロ(約1億2000万円)を寄付。家族や子どもたちの命を救う支援や必要な物資を提供するため、現在進行中の緊急活動を支援するほか、必要に応じて車両の寄贈も行う用意もしている。

また「日産ケア基金」を創設し、今回の危機の影響を受けている国々の従業員とその家族に対して経済的な安定と継続的な支援を提供するため、150万ユーロ(約1億8000万円)の資金を拠出。この支援には、それぞれの状況に応じて、転居費用、避難した家族の生活費、医療費、子どものための特別支援などが含まれる。そして、従業員やパートナーは、この特別基金に金銭、食料、衣料などの物資を寄付できる。

なお、ロシアでの事業については、既にロシアへの車両の輸出を停止しているが、サンクトペテルブルク工場の稼働も近日中に停止する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る