AIを活用したEVのスマート充電…実証事業を開始 三菱商事など3社

Kaluza社のV2G充電器(参考画像)
Kaluza社のV2G充電器(参考画像)全 1 枚

三菱商事、英Kaluza社、中部電力ミライズの3社は3月15日、電気自動車(EV)のスマート充電実証事業を開始すると発表した。

スマート充電実証事業は、自宅でEVを充電時にKaluza社が提供するプラットフォームによる充電時間の制御を通じて、社会全体のエネルギーコスト低減と顧客にとって魅力的な充電体験の提供を目的としている。今回の実証事業では、EVユーザーにモニターとして参加してもらい、日本市場における有用性や技術検証を確認。本実証事業で得られる成果を活用し、今後3社でカーボンニュートラル社会の実現に向けてEV向けのサービス開発を進めていく。

Kaluza社は、英国第3位のエネルギー小売事業者であるOVO Energy社をはじめ、大手自動車会社やエネルギー会社と提携し、事業を展開している。同社が提供するプラットフォームでは、AIを活用し、EVをはじめとする様々な分散エネルギー資源の最適な制御を通じて、エネルギーコスト低減と、再生可能エネルギーの普及拡大や送配電網の混雑緩和を両立させ、脱炭素社会の実現に貢献。また、三菱商事とのアライアンスのもと、日本国内にてEVの新たなサービス開発を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る