ホンダ（Honda）の米国部門のアメリカンホンダは4月2日、2022年第1四半期（1～3月）の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は26万6418台。前年同期比は23.2％減と、2年ぶりに前年実績を下回った。
全販売台数26万6418台のうち、ホンダブランドは23万8182台。前年同期比は23％減とマイナスに転じた。乗用車は前年同期比27.3％減の8万2573台と、3年連続のマイナス。SUVなどのライトトラックも、20.5％減の15万5609台と後退している。
ホンダブランドの乗用車系では、『アコード』が4万2039台を販売。前年同期比は9.8％減と3年連続のマイナス。『フィット』は販売を終了した。『シビック』は、31.1％減の3万8515台と引き続き減少。『クラリティ』も86.6％減の154台と落ち込んだ。ハイブリッドセダンの『インサイト』も、51.7％減の1865台にとどまった。
ライトトラック（SUV/ピックアップトラック/ミニバン）系は、主力車種の『CR-V』が5万8579台。前年同期比は37.5％減と2年ぶりに減少した。中型SUVの『パイロット』は、23.7％減の2万3989台と、2年ぶりに前年実績を下回った。『パスポート』は、9.8％減の1万0474台とマイナスに転じた。
日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、前年同期比44.1％減の1万1210台と後退した。モデルライフ末期の『HR-V』（日本名：旧型『ヴェゼル』に相当）は、61.1％増の4万2168台と、2年連続で増加した。
ホンダの2021年の米国新車販売台数は146万6630台。前年比は8.9％増と、2年ぶりに前年実績を上回った。総販売台数146万6630台のうち、ホンダブランドは130万9222台。前年比は8.2％増と、2年ぶりのプラスとなった。
