奈良線京都-城陽間が複線化…5月21-22日に線路切換工事

城陽駅(京都府城陽市)付近の複線化工事の様子。正面の車両は3月のダイヤ改正で定期運用から退いた103系通勤型電車。
城陽駅(京都府城陽市)付近の複線化工事の様子。正面の車両は3月のダイヤ改正で定期運用から退いた103系通勤型電車。全 3 枚

JR西日本は4月18日、奈良線の複線化進捗を受けて、5月21~22日に線路切換工事を実施すると発表した。

奈良線は木津駅(京都府木津川市)と京都駅(京都市下京区)を結ぶ34.7kmの路線で、明治時代の1896年4月に全通。国鉄時代は、京都~稲荷間が東海道線の一部だった頃を除いて全線が単線だったが、JR移行後の2001年3月には京都~JR藤森間、宇治~新田間が第1期分として複線化された。

今回の線路切換は2016年に着工した第2期分の複線化に伴なうもので、JR藤森~宇治間9.9km、新田(しんでん)~城陽(じょうよう)間2.1km、山城多賀~玉水(たまみず)間2kmが複線化。奈良線では比較的利用が多い京都~城陽間20.2kmが完全複線化されることになる。

今回の複線化区間。残りは2期に分けて複線化工事が進められる予定。今回の複線化区間。残りは2期に分けて複線化工事が進められる予定。

これを受けて、5月21日は桃山~城陽間が21時頃から、5月22日は京都~城陽間が始発から10時頃まで運休となり、その間は近畿日本鉄道、京阪電気鉄道、京都市営地下鉄による振替輸送が実施される。

5月21~22日の運休計画。5月21~22日の運休計画。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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