トヨタ紡織は5月13日、シートや内装品がトヨタ自動車のミディアムセグメント電動SUV「bZ4X」に採用されたと発表した。
フロントシートはスポーティシートが採用されたほか、リヤシートは後席の快適性とラゲージルーム(荷室)の利便性向上に貢献する、2段階リクライニング機構付きシートが採用された。
また、内装品では人の触れる部位には表皮材を使用し、インストルメントパネルとのつながり部に大型の加飾パネルを配置したドアトリムが採用された。ドアトリムにはペットボトルが2本収納可能な大型ポケットが採用された。
このほか、天井、カーペット、キャビンエアフィルターなどをトヨタ紡織が供給する。
トヨタ紡織は、今回のbZ4Xの採用を皮切りに開発する部品の領域を広げ、内装全体の企画、デザイン、開発、調達、生産までを一貫して提案できる内装システムサプライヤーを目指すとしている。