電動5シリーズの全貌が見えた!BMW『i5』開発車両のインテリアを激写

BMW i5 プロトタイプ(スクープ写真)
BMW i5 プロトタイプ(スクープ写真)全 21 枚

BMWが開発を進める新型フルEVセダン『i5』のインテリアを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて撮影することに成功した。アップデートされたエクステリアデザインとともに紹介しよう。

【画像全21枚】

i5はその名の通り、主力ミドルセダンの『5シリーズ』に初めて設定されるEVバージョンだ。捉えた最新プロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが軽く、新設計の垂直LEDデイタイムランニングライトを備える生産型ヘッドライトを初めて装着。『7シリーズ』新型で採用された上下二分割ヘッドライトは見送られたようだ。

またキドニーグリルは縦に巨大化されず、横方向にワイド化されている。バンパーには縦スラットを備える低いエアインテークと、縦スラットのエアカーテンを装備している。ボンネットフードは全体的にネジが見えるダミーパネルだが、そのシルエットは側面に沿って低くなっている様子がうかがえる。

側面では角張ったショルダーライン、小型化されたドアハンドル、後部へ行くにしたがってキックアップするベルトラインを確認。後部では控えめなリアスポイラーや「Electric Test Vehicle」(電気テスト車両)のステッカーも見てとれる。

注目のキャビン内は多くがカバーされているが、12.3インチのドライバーディスプレイと14.9インチのインフォテイメントシステム用のデジタルスクリーンのペアを装備、そのレイアウトはフラッグシップEVセダン『i7』と非常に似ている。ディスプレイはダッシュボード最前面に配置され、ドライバーの利便性・視認性を高めるためにわずかにカーブしているほか、センターコンソールのコントロールもi7のレイアウトに似ていることがわかる。ステアリングホイールは、現行5シリーズに似ているが、最終市販コンポーネントではない可能性が高い。

i5は、次世代5シリーズと共通の「CLAR」プラットフォームを採用。ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、プラグインハイブリッド(PHEV)、そしてEVを提供する。ICEモデルでは、直列4気筒、及び直列6気筒エンジンにマイルドハイブリッドが組み合わされると予想される。一方i5では70kWhから100kWhの範囲のバッテリーパックを備えるシングルモーター+後輪駆動、及びデュアルモーター+全輪駆動のバリエーションがラインアップされるほか、高性能モデル『i5M』では、システム合計出力750psを発揮するトリプルモーターを搭載すると噂されている。

i5のワールドプレミアは、2024年モデルとして2023年内に行われると予想される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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