新明和、床下格納型テールゲートリフタに油圧チルト機能を追加

新明和工業 かくのうゲートII
新明和工業 かくのうゲートII全 2 枚

新明和工業は6月1日、油圧チルト(傾斜)機能を追加した床下格納型テールゲートリフタの新モデル「かくのうゲートII」を発売した。

[写真:新明和工業 かくのうゲートII]

テールゲートリフタは車両後部に取り付ける昇降装置だ。床下格納型はプラットホームを床下に折り畳んで格納。リフト装置がリヤ扉開閉の妨げとならない他、格納したまま配送センターのドックに車両をピッタリとつけるなどの利点がある。

新製品はこの床下格納型テールゲートリフタに油圧チルト機能を追加した。任意の位置でプラットホームのチルト動作を実現。油圧チルト操作時には、プラットホームが水平位置で一度停止する機能を設定。より安全な荷役作業を行うことができる。

荷物を積み込む配送センターの床面と車両の床面との高さが異なる場所で荷役作業を行う場合、プラットホームを昇降させず、チルトさせることで道板として使用するケースがある。新モデルはそのような場合に安全、かつ、効率的な荷役を行うことができる製品となる。

昇降、傾斜、格納・引出し操作が簡単に行える3ボタン式の無線ラジコンを標準採用。4トン車級から10トン車級まで幅広い車両への架装に対応する。


《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  4. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  5. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る