日産自動車は7月28日、2022年上半期(1~6月)の販売・生産・輸出実績(速報)を発表した。グローバル販売台数は前年同期比23.9%減の167万1986台で2年ぶりのマイナス。上半期累計の販売台数としてはリーマンショックの影響を受けた2009年(154万6124台)以来、13年ぶりの低水準となった。
国内販売は同9.3%減の22万8605台で2年ぶりのマイナス。軽自動車は同15.8%減の8万7430台、登録車は同4.7%減の14万1175台でともに2年ぶりのマイナスとなった。海外販売も同25.8%減の144万3381台で2年ぶりのマイナス。中国は同22.7%減の54万6020台、北米は同30.8%減の51万5997台、欧州は同27.7%減の14万5714台と各市場で2割以上の減少となった。
グローバル生産台数は同14.5%減の159万8594台で2年ぶりの減少となった。国内生産は同17.9%減の23万3679台、海外生産も同13.8%減の136万4915台でともに2年ぶりのマイナス。米国は同5.1%増の25万2365台となったが、メキシコは同28.3%減の21万0018台、中国は同13.4%減の56万0644台と大幅なマイナスとなった。
輸出は同41.0%減の10万0354台。2年ぶりに前年実績を下回った。