CJPT除名の日野「決定を大変重く受け止めている」

3社提携を発表したトヨタの豊田社長(中央)、いすゞの片山社長(右)、日野の下社長(2021年4月)
3社提携を発表したトヨタの豊田社長(中央)、いすゞの片山社長(右)、日野の下社長(2021年4月)全 2 枚

日野自動車は8月24日、CJPT(コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジー)からエンジン認証試験の不正問題を踏まえ除名されたことに関して「今回の決定を大変重く受け止めている」とのコメントを発表した。

【画像全2枚】

CJPTは、物流などの社会課題を解決するため、トヨタ自動車、日野、いすゞ自動車で立ち上げた。その後、ダイハツ工業とスズキも加盟した。日野の親会社のトヨタから、日野の不正について「CJPTが共有する想いや目指す道とは相いれないもので、このまま日野を含めて活動を進めることは顧客、社会からの理解を得ることができない」と投げかけがあり、議論した結果、除名することを決めた。

日野では「エンジン認証において長期にわたる広範な不正を行ったという事実をみると、(社会課題解決の)そのスタート地点にさえ立てていなかったと言わざるを得ない」として処分を受け入れる姿勢を示した。

また、「起こした不正の深刻さ、その真因を正面から受け止め深く反省し、正すべきを正して、人流や物流を支えるという商用車メーカーの原点に立ち返り、社会から再び必要としていただける企業として生まれ変わるための変革に、強い覚悟を持って取り組む」としている。


トラック野郎 御意見無用
¥400
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  3. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  4. ホンダアクセス、6kW出力の家庭用EV充電器を発売…『N-ONE e:』などに対応
  5. ホンダが新型軽EV『N-ONE e:』を発売、航続295km、価格は269万9400円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る