「世界最強のクーペSUV」BMW X6M 改良新型、「XM」エンジン搭載で750馬力に!?

BMW X6M 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
BMW X6M 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 12 枚

BMWは現在、ベースバージョンと「M」バージョンを含む、『X5』と『X6』両モデルの改良新型を開発中だが、今回は『X6M』市販型の最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

「世界最強のクーペSUV」をめざすBMW X6M 改良新型

ニュルブルクリンクで捉えたプロトタイプは、これまでより若干カモフラージュを落としている。フロントエンドでは、新デザインのキドニーグリルがうっすらと見えるほか、新設計のLEDデイタイムランニングライトを備えるスリムなヘッドライトも確認できる。またバンパーには複雑なデザインの中央エアインテーク、そのコーナーにはL字型に見える吸気口が見てとれる。

BMW X6M 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)BMW X6M 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

後部では、中央のBMWバッジを覆う黒いテープを除けば、カモフラージュはほとんどない。ディフューザー、クアッドエキゾーストの配置、テールライトはすべて、現在販売されているX6Mと同じように見えるため、背面のデザインにはまだ着手していないようだ。

キャビン内は撮影できていないが、カメラマンによると、ダッシュボード全体が布で覆われていたという。おそらくBMW最新の「iDrive 8」ソフトウェアを採用したカーブドディスプレイを搭載する。BMWの最新のインフォテインメントを搭載する可能性がありそうだ。

BMW X6M 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)BMW X6M 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

パワートレインに関しては、全く異なる2つの噂がある。1つは、4.4リットルV型8気筒ツインターボ「S63」エンジンを搭載し、最高出力は600ps、高性能「コンペティション」では最大617psを発揮するというもの。2番目の噂は、現在の「S63」エンジンから新しい「S68」V8エンジンに切り替わるというものだ。

このエンジンはフラッグシップPHEV『コンセプトXM』の市販モデルで最初に搭載される予定のもので、その最高出力は750psにも達する。いずれにしてもBMWは「世界で最も強力なクーペSUVになる」と語っている。

X6M改良新型のワールドプレミアは、2022年内と予想されている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「トランプさん、これ買います」最新の4ドアマッスルカー『チャージャー』発表に「めっちゃかっこいい」と高評価の声
  2. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  3. 365万円で買えるMINI登場!「土偶みたいな顔しとる」「現実的な価格」などSNSでは反響さまざま
  4. ヤマハのEVスクーター『JOG E』が約16万円で登場!「手に入りやすい」「50ccより安い!」など注目集まる
  5. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る